2023年5月24日水曜日

コミュニティ演習2023 第7回!

みなさん、こんにちは!

第7回のコミュニティ演習では代々、武蔵野市の関前で農業を営んでいらっしゃる榎本一史さんの畑にお邪魔してお話をお聞きしました! なお、今回も、武蔵野市の産業振興課農政係の合田さんにアテンドしてもらっています。ありがとうございます。
 
前回は生憎のお天気でしたが、今回は小雨程度で持ちこたえてくれました


榎本さんの畑でとれた野菜は近くの学校の給食や、JA東京むさしを通して様々な事業所に提供されています。住宅街の中に畑があり、そこでトマト、トウモロコシ、ナスなどたくさんの種類の野菜を作られていました。

CO+LAB MUSASHINO参加店舗の『バインミー☆サンドイッチ』では、榎本さんの畑でとれたパクチーを使ったサンドイッチを販売してるということで、早速パクチーのエリアを見学。なんと生えていたパクチーの葉をその場でちぎって食べさせていただきました。


爽やかな香りが鼻腔をくすぐります


実はパクチーの独特な風味が苦手なメンバーがいたのですが、その子も新鮮で美味しい!、と食べることが出来ました。本日のブログ担当はここで初めてパクチーを食べたのですが、風味はしっかりと残っていながらも噛む度にフレッシュな味わいが口いっぱいに広がり、美味しくいただけました(*^^*)

苦手な人でも食べられる!


バリエーション豊かな榎本さんの畑ですが、中でも1番メインで力を入れているのは小松菜だそうです。榎本さんのお家で受け継がれてきた独自の育て方で畑の3分の1ほどの面積を使い栽培されています。

その甲斐があってか、榎本さんの小松菜は『東京都GAP』に武蔵野市で唯一選ばれているそうです。皆さんは『東京都GAP』をご存知ですか?見た目、味はもちろんのこと機械の管理方法や持ち運びなど88項目もの厳しい審査をくぐり抜けた野菜だけが認定される称号で、市長さんから表彰もされるそうです。『東京都GAP』に選ばれた野菜は東京オリンピックの選手村の食事にも使われたそうですよ!

 東京都産業労働局:東京都におけるGAPの推進
 Tokyo Grown:GAPってなに
 
東京都GAPの認定証。この野菜を給食で食べられる子ども達が羨ましい……

ネットの中でパンパンに育った”たくましい”小松菜
通常の小松菜よりはるかに大きい小松菜です


農業機械も近くで見させていただきました! 野菜の種類によって機械が代わり、その種に適した大きさや間隔、土の耕し方をしてくれるそうです。榎本さんの許可を頂いて動かせるか挑戦してみましたがとても重い!結局先生以外は持ち上げることすらままなりませんでした。
 
小松菜の種を植える機械。とても重いです

実際に畑を見ながらお話を聞くことで、都市農業は地域と密接にかかわり合いながら行われているのだなと感じました。また、榎本さんのように代々農業をされているお家の方でも、伝統を大切に継承するだけでなくパクチーなど新しい挑戦もするということに驚きました。農業はかなり実験的で楽しいものなんだな、と今回のインタビューを通して思いました。
 
榎本さん、貴重な経験をさせていただきありがとうございました!

授業時間の後半では、教室に戻って成果報告会でお配りするパンフレットなど制作物の内容についての話し合いもしました。武蔵野市の農業や産業に関わるたくさんの方のお話を色々な角度からお聞きしたことで一人一人CO+LAB MUSASHINOを通して学んだことを文章にしようと計画中です。utoの近藤さんのお力もお借りしながらこちらの作業も進めてまいりますよ!

最後までご覧いただきありがとうございました。次回のブログもお楽しみに♪


文責:ねこパン

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