2025年6月4日水曜日

コミュニティ演習2025第7回!

 こんにちは! 

先日、第7回コミュニティ演習の授業が行われました。今回は、班ごとに担当のテンミリオンハウスに行き、利用者の方はもちろん、スタッフの方とも交流させていただきました。今回訪ねたテンミリオンハウス「花時計」「くるみの木」「川路さんち」の感想をまとめましたので、ぜひ読んでください! 

まず、テンミリオンハウス「花時計」にお邪魔させていただいた感想を共有させていただきます。「花時計」は2005年にオープンしたテンミリオンハウスです。最寄駅は武蔵境駅と成蹊大学から行くと少し遠いですが、自転車だと20分ほどで行くことが出来ます。

「花時計」は65歳以上の方はもちろん、乳幼児や小学生も受け入れており、小学生向けのプログラムもあります。2階建という建物を活かし、2階にはおもちゃが置いてあったり、おむつ交換や授乳が出来るスペースがあったりします。


おもちゃコーナー


授乳スペース

お邪魔した時間には「和布ソーイング」が行われていました。ミシンを使い、ベストやズボンなどを作成されていました。また、利用者の方にどのくらい通われているのか、「花時計」を知った経緯、どんな人生を送られているのかなど、たくさんお話しさせていただきました。また、「お抹茶をご一緒に頂きましょう」というプログラムも行われており、私たちもその場でたてていただいたお抹茶をいただきました。2歳の男の子とも戯れ合うなど、様々な年代の方と交流することが出来ました。


交流している様子
(文責:ペット不可宅在住)

続いて、「くるみの木」のブログを担当させていただきます!5月12日にも訪問させていただきましたが、今回のフィールドワークでは、実際のプログラムや詳しいお話を聞かせていただきました。

今日6月2日のプログラムは「万葉の会」といって、平家物語の文章を利用者の方に意味を説明するプログラムでした。なんと、90歳以上の博識の講師の方が、関連する歴史や知識含めお話をするため、大人気のプログラムとなっています。月に一回このプログラムのために電車を利用して来る方もいらっしゃいました。まさに日本史や古典の授業のようで、わたしたちにはとても難しい内容で頭が追いつきませんでしたが、利用者さんは一生懸命にお話を追っていて、私たち大学生よりも勤勉な生徒さんでした…(笑)

万葉の会のテキスト

プログラム終了後、利用者の方々とお話する機会をいただきました!
「万葉の会」の方々は成蹊大学の卒業生が多く、私たちにとって貴重なお話をたくさん聞かせてくださいました。昔の成蹊大学の様子や、皆様で校歌を歌うなど、和やかな時間を過ごすことができました。(^▽^)/

また、「学徒出陣の際の学生たちはどのように過ごしていたのか」、そして私たちが「どのような目的を持ってテンミリオンハウスについて調べているのか」など、踏み込んだ議論も行いました。中には予想外の質問もあり、成蹊大学についてもっと深く知る必要があると痛感しました(泣)。

利用者の方々は、若い世代と交流できたことに大変満足されている様子でした。よかったです!利用者さんがご帰宅された後は、職員さんへの質問コーナーとお庭の説明をしていただきました!スタッフ目線からの苦労や費用のお話など、リアルな事情も知ることができました。皆さんとてもにこやかに話してくださいました!

お庭のお手入れは、新しい種を植えたり古いものを取り替えたりしているそうです。また培養も行っていて、このような取り組みをしているからこそきれいなお庭を保てているのだと思いました!

もう 1班残っているのでまだまだ話たりない気もしますがここまでにします!!

野菜を培養中
(文責:飽和脂肪酸は友達)

私は今回川路さんちに訪問させていただきました。
先週お会いした利用者さんが私達を覚えていてくださって、嬉しかったです!
今回のプログラムは編み物でしたが私達もその輪に加わらせてもらいました。一人ずつテーブルに座り、利用者さんにお話を伺ったり、大学やこの授業についてお話したり、前回とはまた違った活動の様子を見ることができました。今回じゃがいももちをおやつにご用意してくださり、紅茶やコーヒーとともにいただきました。上に川路さんちのお庭で取れた山椒の葉が乗っていて、とても美味しかったです!


いくつか編み物の作品をご紹介してくださり、どれも素敵でした(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)
実際に完成した作品を川路さんちに着てきたり、普段使いされたりするそうです。

またお話の中で私達大学生がどのようにテンミリオンハウスに関わっていけばよいかも伺うことができました。テンミリオンハウスで行うイベントに参加し、利用者の方々とお話をすることで役に立てるというスタッフのかたのお話が印象的でした。今後お祭りや普段のプログラムの合間などにボランティアとして関われたらいいなと思います。

帰りにお庭にきれいな紫陽花が咲いているのを見ました。今月末にはあじさい祭りを行うそうです。楽しみですね!

(文責∶暴れん坊症候群)

ここまで読んでくださりありがとうございました。
今回は3つのチームに分かれてのフィールドワークということで、それぞれ違った貴重なお話や体験をすることができました。

次回は社会福祉協議会の方々からお話を聞いた後、コミュニティ演習の集大成であるリーフレット作成のために、デザイナーさんに相談に行く予定です。

次回のブログをお楽しみに!


2025年5月29日木曜日

コミュニティ演習2025第6回!

 みなさん、こんにちは~!

今回はコミュニティ演習第6回のブログを担当させていただきます。

 5月26日の授業では、武蔵野市にある「川路さんち」というテンミリオンハウスを見学しました。川路さんちは、武蔵野市にある8つあるテンミリオンハウスの中で最初にでき、今年で26年目を迎えるそうです。沢山の方の努力があってここまで続けているのだと思いました。


今回行われていたプログラムは体操でした。私たち大学生も参加して、ストレッチや頭を使う脳トレのようなゲームを一緒に楽しみました。ストレッチをすることで、丈夫な体を作り、心身ともに元気になると思いました。また、ボールを使ったゲームは両手と頭を使ったものでとても難しかったです、、、!私は何度かミスしてしまったのですが、利用者さんや他の学生さんは上手に楽しんでいました。


そのあとは、3つのテーブルに分かれて利用者さんとお話ししました。私は時事や音楽、部活動、馬など様々な話で盛り上がりました!私は最近軽音楽部のバンドの発表会があったので、その話をすると「すごいじゃん、歌ってみて」と言われました!結局歌わなかったのですが、次言われたらしっかり歌おうと思います()

お話しした印象としては、とても気さくで楽しく、祖母の家に行ったときのことを思い出しました。違う世代の方との交流は少ないので、勉強させられることが多く、また話したいと思っています!


おやつはミルフィーユとドリンクでした( ´ ` )

利用者さんをお見送りした後、私たちは成果物として作ることにしたパンフレットの構成について話し合いました。発表会は7月8日にあるので、印刷に時間が掛かることを考えると早めに完成させなければなりません。様々なアイデアが出た後、パンフレットに何を書くか、載せる地図、デザインについて各自で作業を進め、後日持ち寄ることになりました。発表会まで時間が限られているので、集中して今できることを一つひとつ進めていきたいと思います。

 今日のブログはここまでです。読んでいただいた方、ありがとうございました( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

次回のブログもぜひお楽しみください。次回は班ごとにテンミリオンハウスに見学に行く予定です。

文責:キャラメルアイス

 


2025年5月20日火曜日

コミュニティ演習2025第5回!

 みなさんこんにちは!

今回コミュニティ演習第5回のブログを担当させていただきます。

519日の授業では、授業前半は武蔵野市役所の高齢支援課の方々にテンミリオンハウスについて貴重なお話を伺い、質問をさせていただきました。授業の後半は教室でコミュニティ演習の集大成としての学内の発表とパンフレットづくりについて意見を出し合いました。

職員の方々のお話は成蹊図書館のプラネットと呼ばれる一面ガラス張りの近未来なドームで聞きました。ほとんどの学生がプラネットを初めて利用したので、ガラス越しの見晴らしに感動していました!



まず武蔵野市にとってテンミリオンハウスがどのような位置づけなのか、できた背景とともにご説明していただきました。介護保険制度ができる少し前から市の福祉施策に関する話し合いが始まっていたそうです。もともと武蔵野市は高齢者の福祉に対して手厚いサービスをしてきたのですが、介護保険の導入によってそれまでのサービスを受けていた人の中でサービスを受けることができない人が出てきたそうです。その方たちがいける場所としてのテンミリオンハウスが作られました。このように支援を継続する姿勢は全国的にみても革新的な自治体であると感じました。お話の中で紹介されていた『武蔵野市100年史』にもテンミリオンハウスの記述があるそうです。皆さんもお時間あるときにぜひ目を通してみてください!(武蔵野市のホームページからアクセスできます。)

このようにテンミリオンハウスは武蔵野市を代表する福祉事業の一つで、25年以上前から今まで様々な協議と調査を重ねて運営してきたそうです。また、地域の共助のために市役所ができる役割は場所と財源の支援だとおっしゃっていて、自分たちの手で地域を良くしようという武蔵野市の方々の意識に合った支援だと思いました。

一方で、25年間で生まれてきた課題についても教えていただきました。物価や人件費の高騰、利用者の固定化、新たな担い手不足を主な課題点として挙げられていました。どれもすぐに解決することが難しいため、私たち学生でもできることがないか考えさせられました。

この後ひとり一つずつ職員の方に質問させていただきました。人手不足の原因や予算に関する質問、男性の利用者さんを増やすための工夫などについてさらに詳しく伺うことができました。



次に授業の後半では教室に移動し、7/8のコミュニティ演習成果発表会の具体的な発表内容とパンフレットの構成についてそれぞれの班で意見を出し合いました。1時間近くある発表の中で、テンミリオンハウスができた経緯と各テンミリオンハウスの魅力をどのように伝えるかたくさんの工夫が出てきました!また、テンミリオンハウスだけでなく、ムーバスや武蔵野プレイスといったほかの武蔵野市の取り組みが身近にあることも伝えたいというアイデアもでました。ちなみに発表会とは別に作成するパンフレットの基本的なデザインは私たちがしていくことになりました。お楽しみに!

さらにまとめとして私たちから見たテンミリオンハウスの課題に対する解決策の提案についても考えました。今回高齢支援課の方々から聞いた現状の問題点を中心に私たち大学生がどのように関われるか、インターネットをうまく活用できないかなど意見がたくさん出ました!今後もいくつかテンミリオンハウスを見学させていただく予定なので、そこで新たに見つけた問題点や改善点も付け加えていきたいです。


今回のブログはここまでとさせていただきます。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 

6回の授業では「川路さんち」というテンミリオンハウスに見学に行ってきます。次回のブログもお楽しみに!

 文責:暴れん坊症候群


2025年5月13日火曜日

コミュニティ演習2025第4回!

 こんにちは!

 ゴールデンウィークが終わり、5月ももう3分の1が過ぎてしまいました。気温も徐々に上がっていき、25℃以上の夏日が続く予報だとニュースで言っています。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 さて、512日にコミュニティ演習第4回目の授業が終了しました。今回の授業は大きく分けて3つのテーマに沿って行われました。今後のフィードワークの計画立て、25年前と今の比較について調べたものを発表、そしてテンミリオンハウス「くるみの木」に見学に行く、でした。それでは細かい内容について書かせていだたきます。

初めに、フィードワークの計画を立てたり、アポ取りの準備をしたりしました。今までお邪魔したテンミリオンハウス「月見路」「そ〜らの家」や今回お世話になった「くるみの木」、今後訪問させていただく「川路さんち」は先生がアポを取っていました。しかし、班ごとに担当のテンミリオンハウスがあるため、今後は自分たちで行きたいところにアポを取ることになりました。訪問したい日時を決めてグループごとに代表者が電話をかけました。最初はかけた人だけでなく、見守っている周りも緊張してしまいました。しかし、電話に出てくださった方は優しく対応してくださり、アポを取ることに成功しました!ですが、まだ連絡できていないテンミリオンハウスもあるので、今後もこの緊張は続きそうです

次に25年前と今の比較を発表しました。なぜ25年前の比較をするかというと、テンミリオンハウス第1号である「川路さんち」は今年で出来てから25年経つからです。出来た時と今では経済的にも社会的にも変わっています。そのため、今テンミリオンハウスで行っていることが、本当に今の社会に合っているのか、ということを考える必要があります。なので、班で9つ調べる内容を決め、事前に各自で調べていました。 

発表の内容としては、人口や物価、公共施設の数などの比較がありました。私が発表の中で興味を持ったことは、サービス付き高齢者住宅の数の推移です。25年前はほとんど無かったのに対し、今は5000ほどあるそうです。高齢者人数が増加しているからこそ、この数はさらに増えるのではないでしょうか。この調査が成果発表の時に役立てたらと思います。 

最後に、武蔵野市にあるテンミリオンハウス「くるみの木」に見学に行きました。テンミリオンハウス「くるみの木」は武蔵野市にある8つのテンミリオンハウスの中で7番目に出来ました。成蹊大学からは徒歩12分ほどという距離にあります。「くるみの木」に行った第一印象はお庭が素敵だと思ったことです。施設の方のお話によると、アドバイザーの方と相談しながらお庭を作っているそうです。道路に面しているところ(ウェルカムガーデン)には畑もあります。大根やカブなどたくさんの種類を育てています。収穫後はランチの食材として提供されるということです。自給自足のランチ、ぜひ食べてみたいです(^^)

今回行われていたプログラムは「パッチワーク」でした。先生と参加している方にお話を聞きました。全て手縫いで作品を完成させるということで、難しいのかなと思いましたが、先生が教えてくれるため、難しいという感覚はないそうです。おしゃべりしながら作業をするということで楽しい時間を過ごせているのは良いなと思いました。壁には初期のメンバーが作成した作品が飾られています。メンバーの名前も入っています。みなさんが仲良く作品作りに取り組んでいることが作品から伝わってくるようでした。

 


今回のブログはここまでとさせていただきます。

盛りだくさんの内容で文章が長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございましたm(_ _)m

次回は武蔵野市の高齢者支援課の方にお話を聞いたり、成果物の構成を考えたりする予定です。

次回のブログもお楽しみに!

 文責:ペット不可宅在住

2025年4月29日火曜日

コミュニティ演習2025第3回!

 みなさんこんにちは!

今回は、コミュニティ演習第3回のブログを書かせていただきます。

さて、4月28日の授業では、武蔵野市にある「そ〜らの家」というテンミリオンハウスを見学させていただきました。そこでは、主に職員の方からの説明や実際に利用されている方たちへの質問コーナー、そして今後の武蔵野市についてのお話を職員の方々とさせていただきました。

「そ~らの家」入口

まず、お邪魔させていただいた際の第一印象としては、利用される方と職員の方の笑顔がとても印象的でした。また、なかに入ったと同時に感じたのは、にぎやかで暖かい雰囲気でした。常に、利用される方々の話し声や笑い声が外まで聞こえてくるような雰囲気で、利用されている方々全員が楽しく過ごすことができ、一人ひとりのよりどころになっているのだなと感じました。そして部屋の中からの様子では、区切りのない開放感のあるリビングルームから色鮮やかな季節のお花を見ることができ、とても自然を感じられました。また、すぐ隣には地域住民も利用できる広場がありました。

部屋の中からの様子

はじめに、職員の方から「そ〜らの家」に関する説明をしていただきました。内容としては、「そ〜らの家」という名前になった由来や建物について、そして今までの歴史などをお聞きしました。他にも、「そ〜らの家」には毎月楽しめるレクリエーションプログラムがありました。例えば、月に2回のボイストレーニングがあったり、秋に発表会を控えているコーラスがあったりと多くの人との交流が楽しめるプログラムがありました。ちなみに、行われているプログラムは全てプロの方がボランティアとして教えてくださるそうです。うらやましいですね!他にも、部屋の壁には実際に利用者の方々が書かれた習字や絵手紙が飾られていました。どれも色鮮やかで繊細に書かれており、つい見入ってしまいました。また、利用される方たちも何より楽しいのは、ここに来ておしゃべりすること、そして、美味しいご飯を食べるときだそうです(^▽^)/

実際に利用者の方々が書いた絵手紙と習字


次に、実際にご利用されていた方々に質問をさせて頂きました。15人ほどの利用者の方々の前に立って、一人ひとつずつ質問をしていくという形式でした。とても緊張しましたが、みなさん初めましての私たちに優しく耳を傾けてくださいました。実際に質問した内容としては、「そ~らの家ではどのようなことをして過ごしているのか」や「一番好きなプログラムは何か」、「他のテンミリオンハウスではなくそ~らの家を利用する理由は何なのか」、また、「そ~らの家を知ったきっかけとは何か」など時間の許す限り多くの質問をさせていただきました。みなさん、私たちの素朴な疑問に真摯に考え答えてくださったり、時には笑いも交えてお話してくださったりと終始、笑顔が絶えない時間でした。また、人生の先輩として生きていくうえで大切にするべきことなど大変貴重なお話をしてくださり、とても勉強になりました!

利用されている方々への質問コーナー

また、質問コーナーが終わるとご用意して頂いていたおやつとともに、働いている職員の方に質問をさせて頂きました。実際に働く上でのやりがいに関してでは、なにより利用される方々が元気でいてくださることだそうです。この答えを聞いて、私が個人的に感じたのは利用される方と職員の方との心の距離が非常に近いなということでした。このように、実際に見学させていただき、目で見て、肌で感じるということが多くあったため、非常に貴重な経験をさせていただきました。

ご馳走になったおやつと月のプログラム表

また、質問の後にはこれからの武蔵野市について職員の方と意見交換を行いました。高齢者の方だけでなく、子どもや子育て世代の大人たち全員が地域とのつながりを持てるような地域作りについて熱く議論しました。実際に、武蔵野市だけでなく自分たちが住んでいる地域の話しなど東京都内だけでもさまざまな地域の交流や取り組みがあることを知ることができました。また、利用している方々、そしてそこで働く職員の方々が「そ〜らの家」を知るきっかけとなるのは広告や宣伝といったものではなく、友達や知り合いといった人と人との繋がりによって今に至るということを知りました。これらから、テンミリオンハウスは人と人とのつながりを大切に、地域とともに生きていくという「地域共生社会」のモデルにぴったりだなと今回の授業を通しより強く感じました。


職員の方からお話を聞いている様子

このようなテンミリオンハウスの魅力を、これからのフィールドワークや実際に足を運び、多くの人と交流をすることで伝えることが出来ればなと思います!

それでは、今回はここまでにさせていただきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

来週はゴールデンウイークに入るので次の授業日は5月12日です。授業内容としては、各自のフィールドワークの計画立て、そして「くるみの木」というテンミリオンハウスを見学させていただく予定です。それでは、次回のブログも楽しみに!

みなさん、良いゴールデンウイークをお過ごしください。

文責:おっとりマイペースな亀さん

2025年4月23日水曜日

コミュニティ演習2025第2回!

 こんにちは

コミュニティ演習第2回目の授業が終了しました。

本日のメインテーマは、テンミリオンハウス「月見路」に実際に足を運ぶことでした。予定の時間までは、コミュニティ演習の授業の成果物について、班ごとに少し考えてみました。アイディア出しの材料として、2017年度と2022年度の成果物を見て意見を出しました。

成果物についてアイディア出し

話し合いでは思っていた以上に、皆が自分の意見表明をしていて、少人数だからできることであると改めて思いました!自分の意見を言いあえる、また相手を尊重できる空間こそ、より良いものを作る最適な環境ですよね!現代の日本人の一部は、相手のことや衝突を避けるために消極的になりがちですからね笑

このように色々成果物について話したのち、「月見路」さんに向かうため、約20分、吉祥寺駅に向かって歩きました。一緒に、月見路さんにお渡しする、2kgのお米も持っていきました。お米の価格高騰で大変!と世の中で言われているので、とても喜ばれました。
近くに標識があります。

人数が多いので、まず着席し、代表の方のお話と次に私たちからインタビューをさせていただきました。
やりがいのこと、組織運営のこと、お食事のこと、活動内容のこと、たくさんお話を聞きました。やはり、実際に足を運び色々な方からお話を聞くことこそ、次の疑問が生まれたり、より人と人とのコミュニケーションの難しさや楽しさを知ったりすると改めて実感しました。この演習で、大学外の方と関わる経験がとても貴重です。

また、お話を聞くだけでなく、実際の活動も見させていただきました。6人ほどの参加者が筍を目の前において絵葉書を作成していました。ちなみに筍は借りているものだそうで、実際にその後食べるわけではないそうです。
絵葉書の材料も用意されています。

個人的に、テンミリオンハウスの存在をこの授業で、初めて知りました。室内でお年寄りの方と若者として関わる経験は初めてで、どのような目線、言葉遣い、話す内容かを考えることに、正直緊張しました。同時に、これから何回か経験を重ねていくうちに、色々なお話を教えてくださり、またこちらも教えられることを信じ、楽しみな気持ちになります。
ちなみに、月見路さんでは、限定14食のお昼ご飯の提供、お菓子の提供もしており、それぞれ700円、100円で、定食、お茶とお菓子を頂けます。メニューは職員の方が2ヶ月前ほどから考え、試作し作っているそうなので、温かみのある、素敵なご飯時間を楽しめますね!
日替わりメニューも素敵な絵と共に記載されています。
わかりやすくホワイトボードに書いてあります。

そんなこんなで、30分という短い時間でしたが、とても充実した時間を過ごし、皆色々な思いや発見を抱いたと思います。
ご挨拶をして、帰りは、行きと反対側の通路から出て学校に戻りました。実は月見路さん、玄関へ向かう道が2つあり、誰でも通ることができるのです!帰り道の方向にはお庭があり、さまざまな美しいお花が植えられていました。



グリーンなガーデン

このテンミリオンハウスのテーマはグリーンだそうです。ハウスの外観はグリーンを基調にし、他の住宅の中でも目立つようにするけれど、馴染むようにも工夫されているというお話も伺いました。武蔵野市の取り組みでもありそうで、建築や外観について考えるのもとても面白そうですね。

教室に戻り、また成果物について話し合いました。加えて、実際に足を運んでみて何を感じたのか、テンミリオンハウスの活動が始まってから今のことを考えるにあたって、2000年から25年の間にどのような変化あったのか、について各班考えました。
成果物について、ある班は、動画作成で知らせよう!と思い、ある班は、ポスターや紙媒体で、知らせよう!と思いました。

今回はこの辺で終わらせます。
次回の授業からも個々の頑張り、班としての頑張りでより良いこの授業にとどまらずその先も何かアクションを起こせる充実した時間にしていきたいですね。

最後まで読んでくださりありがとうございます!

文責:犬と暮らす、犬と生きる

2025年4月15日火曜日

コミュニティ演習2025第1回!

 みなさん初めまして!今期初めての学生ブログです。

 4月14日の初回の授業は、初回とは思えないほどリラックスした雰囲気の中でスタートしました。2025年度のコミュニティ演習では「地域の安心感を高める仕組み」をテーマにテンミリオンハウス(以下、テンミリ)について調べていきます。

 最初に澁谷先生から授業目標についての説明を聞きました。上記のテーマをもとに、どのような支援があるのかを理解し、自分たちで収集した情報を私たちと同年代の若い世代に伝える「モデル研修会」とパンフレットの作成を目指します。最終的に澁谷先生が担当している授業で成果報告会を行うため、大勢の大学生に向けてテンミリについて沢山の情報を届けられるように頑張っていきたいと思います!

 次に自己紹介を行いました。名前や部活、アルバイト、この授業でやりたいこと、いつか行ってみたい場所、1か月以内に行ってみたい場所について一人一人発表していきました。このじゅぎょうを選んだ理由について発表している履修生もいて、みんなしっかりとした心構えでこの授業に臨んでいるのだなと感じました。

次にこれからの授業スケジュールについて聞きました。様々なテンミリに訪問できるそうなので、とてもわくわくしてきました!なんと武蔵野市には現在7つのテンミリがあるんです!この授業では班分けをしてフィールドワークを行うため、2017年度のコミュニティ演習を履修していた先輩方が一生懸命に作り上げたテンミリのパンフレットを参考に、自分が行きたいテンミリについて考えました。どこのテンミリも魅力的だということがパンフレットから伝わってきて、選ぶのが大変でした。班分けをした後、班ごとで集まり、自分たちが訪問するテンミリについて下調べを行いました。

班ごとに楽しく下調べしている様子

休憩をはさんで、2021年度のコミュニティ演習の先輩方が作り上げたヤングケアラーについての動画を観ました。どんなことを学んでいくのか、どういう視点で物事を見るのか、最終的にどのような形にして若者に伝えていくのか、などといったことを動画から学ぶことができました。また、授業ブログも毎週履修生が書くため、先輩方のブログを先生が紹介してくださいました。私はブログを書くことが初めてなので、先輩方のブログを参考に必死に書いております! 

最後に、班ごとにテンミリを訪問するフィールドワークではどのように行っていくかを班ごとで相談し合いました。限られた時間でどのような質問をするか、どのような順番で質問するかを決めました。

 

質問内容を相談している様子

来週はテンミリオンハウス「月見路」に履修生全員で訪問します!短い時間ですが、みんなで協力してより多くの情報を得られるように頑張りたいと思います。

 今回のブログはここまでです!これから履修生9名が授業の様子を一生懸命ブログに書き留めていきます。来週も更新お楽しみに!

 文責:愛猫がかわいすぎる