2025年7月17日木曜日

コミュニティ演習2025第14回!

 みなさん、こんにちは!!第14回コミュニティ演習です。これで今年度のコミュニティ演習はおしまいです。長いような短いような…たくさんの経験をさせていただきました。

以下メンバーから一言ずつコメントをのせます。


テンミリオンハウスのフィールドワークを通して、自分にとって「見えていなかった吉祥寺」の新たな一面を知ることができました。普段通っている街に、地域のつながりを支える場があること、それが誰かにとっての居場所になっていることを実感し、ただのおしゃれな街という印象が少しずつ変わっていきました。高齢者の居場所や地域福祉は、自分とは遠い話だと思っていたけれど、実際に現場に足を運び、話を聞いたことでぐっと身近な問題として感じられるようになりました。これからも、身近なまちの中にある小さなつながりや居場所に、目を向けていきたいと思います。

文責:ウサギのパンダちゃんが可愛すぎるぅ


地域住民とのかかわりが希薄化しており、祖父母以外の高齢者の方と触れ合う機会もとても少なくなってしまい、今回の授業を通して高齢者の方やテンミリオンハウスの関係者の方々と関わることができ、とても新鮮な気持ちになりました。この授業を履修していなかったら私の経験値はこんなにも上がっていなかったと思います。これからもこの経験を活かして地域に貢献できる存在になれるよう、日々勉強していかなければなと思いました。

文責:愛猫がかわいすぎる


今まで自分と年齢や境遇が異なる人と交流する機会が少なかったので、訪れた際どんな話をしよう?と悩んでいましたが、そんな心配も忘れてしまうくらい楽しい時間を過ごせたのがテンミリオンハウスでした!意外なつながりに興奮したり、人生の先輩としてのアドバイスに感動したり.. 高齢者の方たちだけでなく、私たちのような大学生も何かを得ることができる場所だからこそ、幅広い世代の人たちが認知し、運営・維持をしていくために工夫を考えていく必要があるとこの授業を通して強く思いました。

文責:暴れん坊症候群


今回のコミュニティ演習では多くのテンミリオンハウスにお邪魔させていただきました。学ぶことだけでなく、人との交流が何より楽しかったことが印象に残っています。

また、パンフレットやパワーポイントの作成は本当に時間に余裕がなく不安でした。しかし、履修生の9人、渋谷先生そして演習を通して関わらせていただいた方々のご協力を経て無事完走することができました。改めてありがとうございました。

文責:おっとりマイペースな亀さん


このフィールドワークを通して、地域にこのような温かい福祉サービスが存在することに驚かされました。テンミリオンハウスの利用者の皆さんはとてもお元気で、楽しくお話をされたりプログラムに参加されたりする姿がとても印象的でした。このような安心できる居場所は、人生において本当に大切だと感じます。私も年を重ねたときには、ぜひテンミリオンハウスのような場所に通ってみたいと思いました。また、異なる世代の方々とお話しする機会は普段は少ないため、とても新鮮で、視野が広がる良い経験となりました。

文責:キャラメルアイス


私自身は高齢者福祉に興味・関心があったわけではなかったのですが、テンミリオンハウスの利用者さん、スタッフの方々と関わることで、自分の視野の外側にあるものに触れることができました。こういう生き方もできるのかと今後の人生観が大きく変化しました。あらためて、関わってくださったテンミリオンハウスのみなさんと、忙しい中時間を割いてくださった社会福祉協議会、高齢者支援課の方々に感謝の念が堪えません。本当にありがとうございました。 

文責:わたあめふわふわ


フィールドワークを通した授業が初めてだったこともあり、新鮮で楽しい時間でした。受講前はテンミリオンハウスのことを全く知りませんでしたが、調べていくうちに良さをたくさん知ることができました。また、利用者さんやスタッフさんとの交流で生の声を聞き、居心地の良さを肌で体感することができました。武蔵野市に住んでいない私にとって、このような施設が地元にもあれば良いなと思いました。全国に広がってほしいです。

文責:ペット不可宅在住


武蔵野市に住む高齢者が街を愛し、楽しく元気に過ごしており、私も賑やかなひと時を過ごしました。テンミリオンハウスでの活動を通して、支えている企業や行政、スタッフなどなど多くの方々の関わりを知ることができ、武蔵野市の取り組みや活動に興味を持ちました。授業で学んだ活動内容を忘れず、将来の仕事や人生の行動に活かしていきたいと思います。

文責:犬と暮らす、犬と生きる


テンミリオンハウスのフィールドワークを通して、地域と関わることの大切さを知りました。楽しそうに自分のやりたいことをテンミリオンハウスでなさっていて、元気に過ごされている様子は私たちの老後の印象を大きく変えました。武蔵野市の取り組みで身近にこのようなあたたかい場所があるのを知り、私も地元の取り組みを調べてみたいと思いました。

文責:飽和脂肪酸と向き合う



これにて、2025年度のコミュニティ演習の授業は終了となります。4月からの3か月間、無事にやりきれたのは関わってくださった方々のおかげです。感謝の言葉で締めくくりたいと思います。各テンミリオンハウスのスタッフのみなさま、社会福祉協議会のみなさま、武蔵野市高齢者支援課のみなさま、デザインを手掛けてくださった近藤ジョージさん、最後に担当してくださった渋谷先生、ありがとうございました!!

文責:わたあめふわふわ

2025年7月9日水曜日

コミュニティ演習2025第13回!

こんにちは。

本日は暑い中多くの方にお越しいただき、本当にありがとうございました。

コミュニティ演習の第13回目の授業が終了し、残り一回となりました。

今日は、常々意識していたテンミリオンハウスをテーマにして、約60分スライド数約70枚を9人で作り、発表を行いました。

スライドの作成はグリーンバックで統一した作りになるよう意識したり、時間などを測り構成を考えたりし、準備をしました。

グリーンをテーマにしたスライドづくり

今日の朝は授業の40分前に集合し、立て看板を設置しました。それは、発表に来てくださる方々が迷うことなく6号館4階に来ていただくためです。連日強い暑さが続くので私たちで台車と看板を運び、誘導経路を楽しみながら組むことができました。

エレベーターの中に設置している様子

いざ発表となると、多くの聴講生に圧倒され、緊張感が出てきたと思います。しかし、昨日の練習を思い出し、スムーズに発表を終えることができ、ひとまずホッとしています。

やはりその中で、約70枚のスライドを集中して見続けてくださった方はどのくらいいるのだろうという疑問が湧きました。正直なところ、個人的に、テーマに興味のある方、ない方関係なく、耳を傾けてもらうためのプレゼンテーションの方法、話し方、色合い、構成などは非常に大切であると改めて感じました。

また、授業の最後に質問用紙を集めそれらを分けて、質疑応答を行いました。この時間は自分たちがアウトプットしてプレゼンテーションを作ったことをさらに、質問によって気付かされ、もう一度考え直しアウトプットができるため、とても有意義な時間だったと感じます。

質疑応答の様子(多くの方に聞いていただきました。)

まだまだ、テンミリオンハウスの周知はされていないような気がしますが、今日がきっかけとなり、より多くの方に知っていただけることを願っています。また、大学生x高齢者を繋ぎ、新たな気づきや価値を得るために、武蔵野市の民間企業やその他団体などと協力し何か、双方にとって良い取り組みを作りたい、また将来につながるような活動を行いたい、と思える瞬間でした。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

文責:犬と暮らす、犬と生きる(Share孫?)




2025年7月7日月曜日

コミュニティ演習2025第12回!

 皆さんこんにちは~!

本日、第12回コミュニティ演習が行われました!!

気づけばこの授業もいよいよ最終章!!発表前日となってきました。
そして私たちが手がけてきたテンミリオンハウスのリーフレットが、ついに完成しました!手元に届いた瞬間、メンバー全員大興奮!!
何度も話し合いを重ねてきたことが、こうしてかたちになったことがとても嬉しくて、ついテンションも上がってしまいました。



そして今回の授業では、発表本番に向けたリハーサルを行いました。
それぞれの班が発表を披露し合い、感想やアドバイスを伝え合うことで、改善点や新たな工夫がたくさん見えてきました。


リーフレットに込めた思い、テンミリオンハウスのあたたかさ、関わる人たちの姿など、私たちが見てきたもの、感じてきたことを、どうやったらよりわかりやすく、魅力的に届けられるのか。言葉の選び方、表情、アイコンタクト、間の取り方などを工夫し精一杯表現できたらいいなと思います。

発表まであと一歩。
でもその一歩を大切にして、明日は“伝える”じゃなく“伝わる”瞬間をつくれるように頑張ります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

次回は、いよいよ本番です。
皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!!

文責:ウサギのパンダちゃんがかわいすぎるぅ

2025年7月1日火曜日

コミュテニィ演習2025第11回!

皆さん、こんにちは!第11回目のブログを担当させていただきます!前回に引き続き、学校内での作業です!今回の授業では、3限は主に発表のスライド作成、また4限は配布資料となるリーフレット作成にむけて手直しと確認を行いました。

3限は、7月8日の授業での発表に向けてのパワポでのスライド作りを始めました。10人で統一されたスライドを作るのは難しく、パソコンの共有を初め、役割分担とベースになるデザインを決め作業に取り掛かりました。来週の授業は少しの調整と発表のリハーサルになるので、各自授業時間外で作業しなければなりません!あと1週間です!発表に向けて、頑張っていきます!


4限では、デザイナーの近藤ジョージさんが前回私たちの提出した文章と写真を繋ぎ合わせ、デザインしてくださったものを披露してくださいました。とても見やすく素敵なデザインにして下さり、感動しました!そこから文章を読み、不要な部分を調整する作業、新たに入れたい情報など細かいところを擦り合わせました。私たちが伝えたい箇所がデザインもあり、読みやすくなっています。完成するのが楽しみです!


文責:飽和脂肪酸と向き合う

2025年6月24日火曜日

コミュニティ演習2025第10回!

 皆さん、こんにちは!!第10回目のブログ、始まります!

コミュニティ演習の授業もいよいよ大詰め、残り4回となりました。今回は前回に引き続きパンフレットの作成をメインに行いました。初めて全員が集合してパンフレット作成について話し合うことができ、有意義な時間になったかと思います。実際の作業としては先週各自で書いてきた文章を班のみんなでブラッシュアップし、まとめました。先生を中心に文章を一つにまとめる作業も行いました。それぞれの文章から良い部分を抽出し、被っている部分を省略し、きれいに接続できるように整えるのですが、どの文章も個性が光り、あれも使いたいこれも使いたいと一苦労の作業でした。


3限の終わりにはデザイナーの近藤ジョージさんがいらっしゃり、本格的にパンフレットの配置決めに移りました。自分が書いた文章がパンフレット内にレイアウトされていく様子は見ていてワクワクしました。大学生ならではの視点を大切に、パンフレットの「オチ」となる部分をどうするか、みんなで頭をひねります。「見た人の視野が広がるような」、「興味が出た人が次の一歩を踏み出せるように」、などなど意見が飛び交いました。パンフレットの完成は来週です。どんなものができるかは見てのお楽しみ!今からとても楽しみです。


文責:わたあめふわふわ

2025年6月19日木曜日

コミュニティ演習2025第9回!

皆さん、こんにちは~!!

9回のブログを担当させていただきます。

さて、コミュニティ演習の授業もいよいよ大詰めを迎えようとしています!

 今回のコミュニティ演習では、3つの班に分かれて行動しました。それぞれの班の活動記録をブログにまとめていこうと思います。

 私たちの班は、授業前半にリーフレットの内容や配置、デザインについて話し合いました。そして、後半にはもう一班が合流し、デザイナーの近藤ジョージさんをお招きし、授業前半までで決めたことについて改めて話し合いました。そして、私たちの案をデザインしていただき、リーフレットのおおまかな内容を形にしました。以下に詳細を書いていきます。

 まず、前半はリーフレットを開いたサイズのA2の紙を用意し、そこに写真やイラスト、テキストを置いていき、完成図をイメージしながら、デザインを話し合いました。どの写真を使うのか、どこにどの説明を載せるのか、その説明はどのくらいの長さなのかなど考えなければいけないことはたくさんあります、、!

 後半は、デザイナーの近藤さんとリーフレットのデザインについて話し合いました。1つご指摘をいただいたのは、「大学生の視点を大切にした方が良い」ということです。このリーフレットを作る意義として、テンミリオンハウスを多くの人に知ってもらうことがありますが、大学生からテンミリオンハウスはどのように見えているのかを発信することは私たちにしかできないことだと思います。オリジナリティのあるリーフレットを作るために、近藤さんに大まかなデザインをつくっていただき、それに載せる内容を各自で考えてくることになりました。

話し合い中

(文責:キャラメルアイス)


続いて、私たちの班は「きんもくせい」というテンミリオンハウスにお邪魔させていただきました。

本日、午後のプログラムは「パステル」と「健康麻雀」でした。そのため、今回はパステル画作成と健康麻雀の様子を見学させて頂いたあとに、スタッフの方やプログラムに参加されていた利用者の方とお話をさせて頂きました。

はじめに、パステル画作成の様子を見学させていただきました。皆さん、色鉛筆やクレヨン、チョークといった様々なものを使って、風景や人物を描かれていました。皆さん、とても集中されており、ときには楽しくお話もされていました。壁には過去の作品も飾られていて、非常に完成度が高く驚きました。

次に、健康麻雀を見学させて頂きました。普段利用されている方々の男女比は、女性の方が多いらしいですが、健康麻雀や囲碁クラブといったプログラムの際は男性の利用者も多く訪れるそうです。参加されているなかには、ボランティアで麻雀の先生をされている方も一緒に参加されていました。皆さん、麻雀はもちろんですが同じくらい他の方とのコミュニケーションも楽しんでいるような印象を受けました。

 最後に、パステル画作成のプログラムに参加されていた利用者の方と一緒にお話をさせて頂きました。その際に、スタッフの方からのご好意でおやつを頂きました。暑い日にぴったりな冷たくて美味しいアイス、とても美味しかったです!ありがとうございました!

実際に質問させていただいた際には、少し緊張気味であった私たちになぜテンミリオンを調べているのか、また普段大学で何を学んでいるのかなど私たち自身にも興味を持ってくださりたくさん話しかけてくださいました。このような温かい雰囲気に包まれながら楽しいひと時を過ごすことができ、本当に時間が過ぎるのがあっという間で「もっとこの場所にいたい」と感じてしまうほどでした。

また最後には、大学生の私たちに向け熱くありがたいエールをたくさん頂きました。今回、お邪魔させていただいたなかで特に印象に残っていることが「ここにくると元気をもらえる」という言葉でした。私自身その言葉を、身をもって実感することができこのような素敵な魅力をより多くの人にしっかり伝えられるよう努めていきたいと思います!

それでは、次は月見路班です!

( 文責:おっとりマイペースな亀さん)


月見路班は授業の最初の10分だけリーフレット作成に顔出しをしてから月見路に訪問させていただきました。

月見路は成蹊大学から徒歩で約10分と近い距離にあります!

私たち月見路班は、第2回目の授業において履修者全員で訪問させていただいたのを含めると2回目の訪問となります。(月見路の概要については第2回目の授業ブログをぜひご覧ください!) 

まず初めにスタッフの方にお話を伺いました。前回の訪問でお聞きすることができなかった質問や、他のテンミリオンハウスを訪問させていただいた上で出てきた疑問についてお話をさせていただきました。新型コロナウイルスが流行する前と後の違いや、テンミリオンハウスへの学生の関わり方、プログラムについての詳細などについて学ぶことができました!

 次に、プログラムの見学をしました。訪問した当日のプログラムは絵手紙でした。利用者の皆さんは描いている時はもくもくと集中していましたが、描き終わると和気あいあいとした雰囲気でした!最後に講師の方からの講評の時間がありました。利用者の方が描いた絵手紙がホワイトボードに貼りだされ、良い点と改善点について共有していました。ただただ描いて終わるのではなく、皆さん向上心を持って描かれているのだなと感じ、私たちも見習って常に向上心を持ち続けなければならないなと刺激を受けました! 

利用者さんが描いた絵手紙

利用者の方やスタッフの方に感謝を伝えた後、再度学校に戻り、リーフレットの作成に加わりました。デザイナーさんに色々とアイディアを出していただきながらリーフレットのデザインについて話し合いました。最終的には大学生である私たちが大学生に向けてテンミリオンハウスについて伝えるため、「大学生独自の視点で見つめたテンミリについてまとめよう」といったテーマになり、私たちにしか作れないリーフレットを目指していきます!発表がどんどん迫ってきており、リーフレット作成や資料作りなどやらなければならないことが多く、猫の手も借りたいぐらいですが、一致団結してよりよいリーフレットを作成できるように頑張りたいと思います!

リーフレットのデザインについて話し合い

ここまで読んでくださりありがとうございました。

今回は3つのチームに分かれたり合流したりと忙しかったですが、次回は全員で再度リーフレット作成に向けた話し合いを行います。デザイナーさん、来週もよろしくお願いします!

次回のブログもお楽しみに!

 (文責:愛猫がかわいすぎる)




2025年6月12日木曜日

コミュニティ演習2025第8回!

皆さんこんにちは~!! 
今回は、第8回コミュニティ演習のブログを書かせていただきます。 
ついに、コミュニティ演習の授業も折り返しに差し掛かってきました! 

さて、今回のコミュニティ演習では授業前半は武蔵野市の社会福祉協議会でテンミリオンハウスについてのお話を伺い、授業の後半では一昨年のリーフレットのデザインをしてくださったデザイナーの方に今年のリーフレットに関してご相談させていただきました。 

まず初めに、武蔵野市の社会福祉協議会についてです。 武蔵野市民社会福祉協議会は、吉祥寺駅の北側に位置していて歩いて3分ほどにあるプレファス吉祥寺フロント7階にあります。社会福祉協議会がある7階のオフィスからは吉祥寺を代表するサンロード商店街を、上から見ることができました!!普段なかなか見ることのできない景色にみんな大はしゃぎでした。いろいろな方面から吉祥寺を一望できるおしゃれなオフィスで今回はお話を伺いました。




冒頭に「社会福祉協議会と聞いて内容が分かる人~?」と尋ねられ、挙手をできた人は恥ずかしながらゼロ、、、その分今回の学びはとても大きなものになりました!!

社会福祉協議会とは、市民と協力して「地域福祉」の推進を担う団体であり、テンミリオンハウスに関しては市から委託を受けて、運営支援や起業支援を行っています。
さらにお話を伺ってみると、テンミリオンハウスをはじめとする地域福祉の現場を支える、大切な“縁の下の力持ち”であることが分かりました。例えば、各施設の運営支援や情報共有、行政との連携、市民ボランティアへのアドバイスなど、その業務は本当に多岐にわたっています。各テンミリオンハウスのスタッフ会議に毎月参加したり、研修会を行ったり、他のテンミリオンハウスとの情報共有を行っているそうです。テンミリオンハウスで相談された課題に対して肩代わりはしないものの、どのようにしたら改善に向かいやすくなるのか、武蔵野市に向けた資料の作成に関して一緒に考えたり、市には直接言いにくいことがあったとしても社会福祉協議会が架け橋になったりと、テンミリオンハウスにとってなくてはならない重要な存在なのだと気づかされました。


社会福祉協議会の方々からお話を伺った後には、全員から質問をさせていただき1つ1つ丁寧にお答えいただきました。実際に現場で向き合っている悩みも率直に教えてくださり、テンミリオンハウスの運営の難しさと、それでも地域にとって必要な存在である理由がよく伝わってきました。個人的には、「何年先もよりどころになる場所は必要になってくるので、これからもテンミリオンハウスがそんな場所であってほしい」という言葉がとても胸に響きました。

ここでちょこっと、とってもかわいい社会福祉協議会のマスコットキャラクターの「あいあい」をご紹介します♪肩を組んで、二人三脚をしている黄色と水色の「あいあい」。社会福祉協議会を1人でも多くの人に知ってもらうために生まれたマスコットキャラクターです!!黄色は“市民”、水色は“まち” を表していて、オフィス内にもいろいろなところにいて見つけるたびに癒されました!とってもかわいいので、ぜひ皆さんも探してみてください♡



後半は、一昨年のリーフレットをデザインされたデザイナーの近藤ジョージさんとの交流でした。ジョージさんはとても気さくな方で、私たち学生のちょっとした質問にも真剣に耳を傾けてくださり、終始和やかな雰囲気でお話ししてくださいました。

まず初めに、「アート」と「デザイン」違いについて一から丁寧に教えていただきました。アートとは見る人にどう見えるかをゆだねる一方で、デザインは「誰に伝えたいのか」、そして「伝えたいものを130%で伝える」のだと教えていただきとても心に響くものがありました。
さらに、実際にジョージさんのこれまでのデザイン事例を見せていただいたり、一昨年度のコミュニティ演習で制作されたリーフレットを振り返りながら、どこにこだわったのか、どうすれば伝えたいことをより強く・明確に届けられるのか、といった具体的なお話を伺いました。色づかいや写真の選び方、文字の配置など、一見何気ないデザインにも深い意図や工夫が込められていることを知り、視点が大きく変わる体験でした。

テンミリオンハウスの活動や思いを、どうしたら地域の人たちに効果的に届けられるか。今回のお話を通して、「130%で伝わる」リーフレットをつくるために、私たち自身がテンミリオンハウスの魅力や意義をしっかり理解し、言語化することの大切さを改めて実感しました。



今回のブログはここまでとさせていただきます。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 

次回の第9回の授業では、ジョージさんを成蹊大学へお招きしリーフレットのより具体的な内容を決めていきます!!次回のブログもお楽しみに♪

文責:ウサギのパンダちゃんがかわいすぎるぅ