2026年4月20日月曜日

コミュニティ演習2026第2回!

こんにちは、コミュニティ演習2026学生ブログが始まりました!

今年度のテーマは『吉祥寺今昔写真集』の改訂作業を通して「街の記憶の伝承者になる」こと。第2回目の授業となる今日は、<街の歴史を知るためのフィールドワーク>を行いました!1970年代半ばから1980年代半ばにかけて進んだ吉祥寺駅近辺の再開発以前に撮影された写真と当時の地図を手がかりに、写真が撮影された場所の現在の街の姿を確認しながら「街の変化の名残」を探しました。 

私はもともと吉祥寺近辺の出身なのですが、吉祥寺の歴史について知る機会が全くありませんでした。第1回の授業で吉祥寺のイメージや吉祥寺の歴史について知っていることを書いた時は、吉祥寺はお洒落で商店街が大きく、小さなお店が多いことが魅力と感じていました。

しかし、昔の写真を眺めながら現在の吉祥寺を歩いていると、道路拡張工事やPARCOなどの大型商業施設により多くの個人経営のお店がなくなっていることに衝撃を受けました。物心が付いてからの吉祥寺に大きな変化はなかったので、昔の写真を見ていると同じ街ではないように感じました。しかし、古いお店や居酒屋が残っていたり、昔のお店の名前がビルの名前に残っているとわかったりしたときは、昔と現在がつながっているという安堵感がありました。

昔の写真と現在の場所を見比べている履修生

その中でも、特に一枚の写真が強く印象に残っています。写真には大きな家と大木しか写っておらず、場所を特定する手がかりがほとんどありません。しかし、2016年の「コミュニティ演習」では、吉祥寺をよく知る方へのインタビューを通じて場所が判明したそうです。実際にその場所へ足を運び、現在の風景と照らし合わせると写真と同じ大木がありました。木の近くに建物があるため、昔の写真と同じ画角で写真を撮ることはできませんでしたが、授業のメンバーで「この写真の場所を最初に見つけたときはすごく興奮しただろうね」と感動を分かち合いました。

家と大木の古写真(写真提供:吉祥寺今昔写真館委員会)

同じ場所の現在の写真

第2回目の授業でしたが、『吉祥寺今昔写真集』を改訂するにあたって大切な吉祥寺の今と昔を見比べる作業を行うことができました。私たちはまだまだ吉祥寺について知らないことがたくさんあるので、残りの授業も使って有意義な資料を作成していきたいと思います!
 
最後まで読んでくださりありがとうございます♪ 次回は「ぶんしん出版」さんを訪問し、写真集の制作過程について学んでいきます!

文責:赤ちゃんコアラ










2026年4月13日月曜日

2026年度コミュニティ演習がはじまりました!

 今日から2026年度のコミュニティ演習がはじまりました。

今年度のテーマは、「街の記憶の伝承者になる」です。「吉祥寺今昔写真館委員会」および「ぶんしん出版」と連携しながら、2018年に出版された『吉祥寺今昔写真集』の改訂作業を手伝うことを通じ、吉祥寺の街の歴史についての理解を深め、街についての記憶を未来の世代へと引き継ぐ伝承者となることを目指します。具体的には、5人の履修生が以下のような作業をおこないます。

(1)昔の街を撮影した写真と同じ場所の現在の写真を撮影することで、吉祥寺の「定点観測の記録」を作成します。

(2)古くから吉祥寺に住んでいる人に街の写真を見てもらい、その場所や関連する出来事についての記憶を聞き取って改訂版の『吉祥寺今昔写真集』に掲載することで、未来の世代に引き継いでいきます。

このテーマは2016年度コミュニティ演習のテーマ(「街の記憶を記録に」)および2020年度コミュニティ演習のテーマ(「『コミュニティの記憶』から『記憶のコミュニティ』へ」)と密接に結びついています。どちらもこのブログで授業の記録をご覧いただけます。ぜひ覗いてみてくださいね!

初回となる今日は、担当教員の見城が授業のねらいや2016年度と2020年度のコミュニティ演習の成果、授業の予定などについて話をしました。

真剣に説明を聞く履修生たち

その後、履修生に「吉祥寺に対してもっているイメージ」と「吉祥寺の歴史について知っていること」を書いてもらいました。「イメージ」については「おしゃれ」「カフェや古着屋さん、雑貨屋さんが多い」など、具体的な回答が並びましたが、「歴史」については「まったく知らない」という回答がほとんどでした。無理もないことですよね。

この授業を通して、履修生の吉祥寺の歴史に関する知識や現在の吉祥寺の街に対する見方は大きく変わっていくはずです。このブログではその変化を履修生自身が記録していきます。皆さん、楽しみにしていてください!

文責:授業担当教員 見城 武秀