みなさんこんにちは!
4月25日に行われた第3回の授業では、ダイヤ街商店協同組合の専務理事や吉祥寺音楽祭の実行委員などをしていらっしゃる三次耕平さんにお越しいただきました。
3限では、三次さんご自身について、商店街の現状と未来、そして街のイベントについてお話をしていただきました。
最初にアイスブレイクで吉祥寺の街に関するクイズをしました。その中で驚いたのは、吉祥寺には全部で25も商店会があるということです。これは渋谷や新宿よりも多いそうです!
次に、商店街や吉祥寺音楽祭の歴史や現状の問題について伺いました。昔のアーケードや街の様子の写真を見て、今との雰囲気の違いを感じました。組合が古い体質であったり、イベントの運営が持ち回りであったりなどの問題があるそうです。
その後、各班から一つづつ三次さんに以下の質問をしました。
「街づくりに関する様々な役職に就かれているが、やりがいを感じることや、つらく感じることは何か?」
「吉祥寺の商店街にはチェーン店が多くあるが、チェーン店側の視点と、商店会側の視点から見て、商店街にいることについてそれぞれどのような思いや考えがあるのか?」
「前職から吉祥寺のまちづくりに関わることを始めるにあたっての心境は?」
「吉祥寺には25もの商店会があり、その中で吉祥寺音楽祭のようなイベントを行っているが、多くの商店会とどのようにうまく連携しているのか?」
今回、初めて実際に吉祥寺でまちづくりをしている方からお話を聞きました。吉祥寺というととても賑やかでオシャレ、新しいものもたくさんあるというイメージを持っていました。しかし、以外にも商店街の体質は古いということがわかりました。そして、歴史も深く、多くの人が関わっているからこそ困難もあるということを学びました。
そして、三次さんが実行委員会を務めていらっしゃる吉祥寺音楽祭(キチオン)の缶バッジをいただきました!
5月3日から5日の3日間にわたって駅前のステージで様々なジャンルの音楽を楽しめるそうです。3年ぶりの開催だそうで、とても興味を持ちました!今後私たちもこうした吉祥寺で行われるイベントに参加し、よりこの街の魅力を探りたいと思いました。
4限では、まず前の時間に行ったインタビューの内容をもとに、「吉祥寺の商店街」という授業テーマに照らして分かったことを各班で話し合いました。その中では、商店街には私たちが想像している以上に歴史があることや、商店街内でのつながり、仲の良さを感じたといった意見がありました。一方で、商店街の仕組み、若者が少ないことなど、私たちが普段何気なく利用しているだけでは感じないような問題点があることも分かりました。
これらをふまえた上で、今後の授業で私たちが何を調べて考えていく必要があるのかを議論しました。その中では特に、商店街がどのように街を盛り上げるのか、若者をどう取り込んでいくのかといった意見が出ました。同じインタビューを通しても各班で違った見方から捉えていて、とても有意義な議論となりました!
後半では、前の週に行った商店街街歩きの写真を確認しました。商店街全体の様子や、各通りにある雑貨屋、飲食店など、5つの通りごとに違った特徴をそれぞれ写真に収めており、あらためて吉祥寺という街の広さ、面白さに気付かされました!
今回の授業は、商店街の方のお話を聞く初めての機会でしたが、大変興味深い内容で、今後のインタビュー、班ごとの現地調査がより楽しみになりました!
次回の授業では、武蔵野市役所の方々にお越しいただき、まちづくりに関する市の政策や方針などのお話を伺います。
ぜひ、次回のブログもお楽しみに!
担当:らすかる、つゆち
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