先日、成蹊大学から徒歩10分ほど、武蔵野市民文化会館や武蔵野市立中央図書館のすぐ近くにある『やさい食堂 七福』にお邪魔させていただきました。ここでは、武蔵野市産野菜を使った料理を16年前から提供しており、地域に根差し、地域の人との交流の場となるよう取り組まれています。その取り組みもあって、CO+LAB MUSASHINOにもこれまでの活動をそのまま継続する形で2023年2月より参加することとなりました。
最大の特徴は、社会福祉法人武蔵野が運営する武蔵野福祉作業所に併設されていることです。武蔵野福祉作業所では、80名の障害を持つ方々が支援を受けながら働いています。そして、七福ではそのうちの8名の方が、3名の支援スタッフとともに調理や配膳などを行って食事を提供しています。どなたもベテランで、包丁を扱う2名の方の包丁さばきは支援スタッフよりも上手だそうですよ。
そこで、やさい食堂を経営する社会福法人武蔵野の柴田さんにお話を伺いました。
やさい食堂 七福 https://fuku-musashino.or.jp/nanafuku/
やさい食堂 七福 Instagram https://www.instagram.com/831nanafuku/
社会福祉法人武蔵野 https://fuku-musashino.or.jp/
武蔵野産の野菜はどれも鮮度が良く、ハリが違うそうです。
具体的な野菜を伺ったところ、一番最初に出てきたのは、、、そう! パクチーです! 常連のお客さまからの反応はまだ未知数ですが、バインミー☆サンドイッチさん以外でも使われているのですね! その他にもルッコラやブロッコリー、菜の花、青梗菜など、多様な食材を利用されています。
そして、忘れてはいけないトウモロコシ! 聞いたところ、やっぱりとても美味しいそうです🥹 武蔵野産の野菜で必ず名前があがるトウモロコシ。これは確実ですね!!
また、七福では真空パックを使用して、お野菜の鮮度を保った状態で保存や調理するように工夫されてます。お店が閉まった後にお邪魔したので、ここにはありませんが、いつもはショーケースの中に真空パックに入ったお惣菜が並んで置いてあります!
今回のインタビューを通して、私たちが取り組むべき大きな課題に改めて気付きました。
それは、<武蔵野産野菜>をどれほど多くの方に知ってもらうか、どのようにアピールするか、です。
お話のなかでは、やはり広告・宣伝が難しいとのお話がありました。
加えて、コロナという変化から生まれた二つの挑戦と今日は出会いました。
コロナという、最大の危機に生まれたアイデア達が
今に繋がっていると思うととても感動します。
店内の空間、メニュー、そして、牛乳パックで利用者の方々が作ったダルマさんたち(このダルマさんたちは同じ法人内で障害者が通う「デイセンター山びこ」で作られています)💛
このお店に訪れた人は、きっと、心と体共に元気になります。
やさしい味がする武蔵野産野菜、体にもやさしい料理、そして、あらゆる人に優しくできる人そんな、沢山のやさしさで溢れたお店です。
みなさんも是非、やさしい『やさい食堂 七福』に
足を運んでみてください。
やさい食堂 七福 https://fuku-musashino.or.jp/nanafuku/
やさい食堂 七福 Instagram https://www.instagram.com/831nanafuku/
社会福祉法人武蔵野 https://fuku-musashino.or.jp/
今回訪問した「やさい食堂七福」 |
調理支援スタッフの柴田さんにお話を伺いしました |
真空調理システムで新鮮なやさいを美味しく食べることができます |
武蔵野産の野菜はどれも鮮度が良く、ハリが違うそうです。
具体的な野菜を伺ったところ、一番最初に出てきたのは、、、そう! パクチーです! 常連のお客さまからの反応はまだ未知数ですが、バインミー☆サンドイッチさん以外でも使われているのですね! その他にもルッコラやブロッコリー、菜の花、青梗菜など、多様な食材を利用されています。
そして、忘れてはいけないトウモロコシ! 聞いたところ、やっぱりとても美味しいそうです🥹 武蔵野産の野菜で必ず名前があがるトウモロコシ。これは確実ですね!!
また、七福では真空パックを使用して、お野菜の鮮度を保った状態で保存や調理するように工夫されてます。お店が閉まった後にお邪魔したので、ここにはありませんが、いつもはショーケースの中に真空パックに入ったお惣菜が並んで置いてあります!
真空パックの装置を使って、 手作りの総菜を真空パックでも提供しています |
今回のインタビューを通して、私たちが取り組むべき大きな課題に改めて気付きました。
それは、<武蔵野産野菜>をどれほど多くの方に知ってもらうか、どのようにアピールするか、です。
お話のなかでは、やはり広告・宣伝が難しいとのお話がありました。
七福は社会福祉の施設であるため、まずは主たる利用者である障害のある方の支援にスタッフも注力しています。そのため、レストランとしての七福の宣伝はどうしても二の次になっています。
また、長年、武蔵野産の野菜を使用していますが、市内の農家は少量多品種で生産しており、日々の注文を固定して仕入れることが難しい分、宣伝方法も変わってきてしまいます。じつは、毎朝インスタ(文字のみでの連絡です)を通してJAから連絡があり、とれたて野菜を仕入れているそうです。ただ、日々天候や季節で何が入荷するかは変わるため、スタッフに余裕がないなかでの宣伝にはやはり難しさがあるといいます。
私たちなりに、少しでも力になれる活動をしなければ、、、と改めて実感しました。
加えて、コロナという変化から生まれた二つの挑戦と今日は出会いました。
一つ目は、お弁当です。
コロナの影響でお店に立ち寄れない、外出が難しくなったのを期にお弁当販売がスタートしました。危機的状況をうまく利用して新しい取り組みを始めてみる、とても素敵で前向きになれるお話だと感じました。
二つ目が、リメイクバッグです。
二つ目が、リメイクバッグです。
実はこれ、米袋で出来ているんです! また、柿渋を活用しているため防水効果にも繋がるそうです😲 お店オリジナルの、料理だけではなくバッグも作ってみる、といった斬新な取り組みにとても驚きました。
近隣の製麺所の小麦粉用の袋もリメイクされています! |
コロナという、最大の危機に生まれたアイデア達が
今に繋がっていると思うととても感動します。
店内の空間、メニュー、そして、牛乳パックで利用者の方々が作ったダルマさんたち(このダルマさんたちは同じ法人内で障害者が通う「デイセンター山びこ」で作られています)💛
お店に入っただけで心が落ちつく、そんなお店でした。地域に根付くお店、障害の有無に関係なく誰もが共生できる街、地元のお野菜など、今回のインタビューでは心が温まる言葉が沢山溢れてました。
このだるまさんたちは牛乳パックを再利用してできています。 顔は利用者さんが書きました |
店内はとれも広々としていて、ゆったりできます |
このお店に訪れた人は、きっと、心と体共に元気になります。
やさしい味がする武蔵野産野菜、体にもやさしい料理、そして、あらゆる人に優しくできる人そんな、沢山のやさしさで溢れたお店です。
みなさんも是非、やさしい『やさい食堂 七福』に
足を運んでみてください。
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