2021年6月30日水曜日

コミュニティ演習2021 第12回!

みなさんこんにちは!今期12回目のブログです! 

6月28日に行われた第12回目の授業では、4月29日に行われたシンポジウムの様子をまとめた動画の編集や追加撮影と、7月12日の発表に向けて各班で準備を行いました。

 
まず3限では、学生が文字起こしを行った文章を見つつ、動画の構成やセリフのどこに焦点をあてるかなど、各学生がお互い意見を出し、話し合いました。中高生や見ている方に、興味をもっていただけるように、シンポジウムに出ていただいた方々のセリフや動作を確認し、内容をしぼっていく作業をしました。 動画の流れを意識して、話し手のセリフだけでなく動作も見るのは、難しかったですが新鮮な作業でした!
学生どうしの意見でも、重要だと思う点が異なり、さまざまな意見が飛び交いました。どの意見も大事だと思い、しぼるのは難しかったですが、前の段階よりも内容を濃くすることができました。 


4限では、動画の間にいれるナレーションやコメントの撮影と発表準備をしました。学校の中庭や、図書館の前など、他の学生が通る中、本格的なカメラを目の前にして、学生たちは緊張してセリフがかみかみだったり、何度も撮り直したりしました(笑)。カメラマンさんの指導の下、立ち位置や照明、ゆっくりとした話し方など、意識しなければならないことが多く、想像よりも大変でした。同じ班のメンバーに協力してもらって、リラックスしてできるよう努めました!
撮影をしない間は発表に向けてのPowerPointや原稿の作成をしました。 子ども食堂班では、 
①PowerPointの色彩を整える 
②発表順番の確認 
③全体のまとめ 
を行いました。今後の課題は、発表の時間配分や話し方を意識して練習することです。 来週はもうリハーサルを行うので、どきどきですが頑張っていきたいと思います! 


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。来週もお楽しみに! 


文責 T&T

2021年6月26日土曜日

コミュニティ演習2021 第11回!

 みなさんこんにちは!今期11回目のブログです! 

6月21日に行われた第11回目の授業では、NPO法人MEWの森新太郎さん、森茜子さん、そして精神障害を経験されたことのある、松沢好晃さんにお越しいただき、お話を伺いました。 


NPO法人MEWは、障害を経験しても希望する暮らしを諦めずに居られる地域社会づくりを目指して、精神障のある方々への支援を行っています。 


森新太郎さん



3限では、まず森新太郎さんがNPO法人MEWや精神障者の心の状態についてお話をしてくださいました。また、たくさんの色紙から今の自分の「こころの色を選び、その理由について考えました。選んだ色やその理由についての意見を交換することで、みんなの心の状態について知ることが出来ました。また、心の状態は様々な要因によって決まるという発見があり、とても面白かったです。 

 

自分の「こころの色」を選ぶ様子


 

次に森茜子さんから、障害とは何かについてお話していただきました。障者の方が生きづらさを感じるのは、その人が障害を持っているからではなく、そのような方々が生き やすいような社会の制度が整っていないから、というお話がとても印象的でした。 


そして、3限の最後には、精神障の当事者である松沢好晃さんにご自身の体験談を伺いました。精神障害を発症されてから、どのような経緯で現在に至るのか、当時どのようなお気持ちだったのかなどを詳しくお聴きすることができ、とても勉強になりました。ここで出た学生からの質問と松沢さんからのご回答について、いくつか紹介します。 


・精神障害で入院されたとき、どのような感情でしたか。 

初めの頃は、自分が精神障害であることを分かってはいたけれど、素直に認めたくないという気持ちでした。 


・退院後に働いていた職場での同僚の方からのサポートにはどのようなものがありましたか。 

平気で病気のことを言ってきました。変に気をわないけれど、嫌な攻撃もしてこない距離感がちょうどよく、居心地がよかったです。 

 

中央:松沢好晃さん 右:茜子さん


 

また、松沢さんは、メンタルが不調な人に出会ったとき、付き合いにくさを感じたとしても完全に無視するのではなく、挨拶だけでもしてあげることが、その人にとって回復の励みになると仰っていました。相手を気に掛けることの大切さを改めて感じました。 


4限には、「ワークショップMEW」木﨑貴洋子さん、「ライフサポートMEW」の小原光文さん、「ミューのいえ」の江口知子さんZoomを繋、 MEWが運営しているこれらの事業について、紹介していただきました。 


お三方のお話を聞いて、様々な角度からのサポートがあるということを知ることができ、とても勉強になりました。現在、精神疾患は誰でもなりうる病気と言われています。自分が精神疾患の人に出会ったとき、自分の家族や身近な人、そして自分自身が精神疾患を患ってしまったとき、当事者が適切な施設やサービスを利用することは、その家族の身体的・精神的負担を少しでも減らすために非常に大切なことなので、今のうちからこのような事業についての知識を得ておくことは非常に重要です。



次回は、成果発表に向けてグループごとに準備を行います。 

今日学んだことを成果発表に生かせるよう、引き続き準備を頑張りたいと思います 


ここまで読んでいただきありがとうございました。 

次回のブログも、お楽しみに! 



文責:ポテト 

2021年6月20日日曜日

コミュニティ演習 2021 第10回!

 

みなさんこんにちは!今期10回目のブログです!

今回はzoomで、712日の成果報告会に向けての準備を各班で行いました。

 



 

子ども食堂を紹介する班では、劇をすることになり台本を考えました。また役割を分担してパワポのスライドを作りました。私たちが前回の授業を通して、支援を考案しました。

 

前回の授業を振り返って、

・ご飯だけじゃなく居場所もあるということ

・日本に住んでいる海外の子どもも支援を受けられる

・年齢関係なく子ども食堂に行ける

・地域との関わりが強い

ことを改めて伝えられたらと思い、班で話し合いました。

そこで、項目別に分けてプレゼンテーションを作っていこうと決めました。

 

項目としては、

・ご飯

・勉強

・相談

・支援策

に分けて紹介する予定です。

 



成果発表会まで時間がありませんが、今まで学んだ事を皆さんにうまく伝えられるように試行錯誤しながら取り組んでいます。

当日の発表も楽しみにしていてください!

 

来週はNPO法人MEWさんのオンライン見学です。実際に現地で見学したかったですが、コロナウイルスを配慮しオンラインとなりました。残念ですがとても楽しみです!

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!

次回のブログもお楽しみに!!

 

文責:A&N


2021年6月11日金曜日

コミュニティ演習2021 第9回!

 

みなさん、こんにちは!今期9回目の学生ブログです!あっという間に半分の授業が終わってしまいましたね!

 67日の9回目の授業では、武蔵野市子ども・コミュニティ食堂ネットワークの主任児童委員である、大島登志子さんをお招きしてお話を伺いました。


まず3限では、大島さんが地域と連携して取り組んでいる「みかづき子ども食堂」について、くわしく話していただきました。

みかづき子ども食堂では、近隣の方から提供いただいたお家の一階部分で、訪れた子どもからお年寄り(なんと100歳のおばあちゃんも!)までおいしいごはんが食べられます。


大島さんが子ども食堂を始めたきっかけは、主任児童委員として困っている子どもたちと関わり、学習支援だけでなく、地域の人と一緒に食べる温かい食事が必要だと考えたためです。

 おいしいごはんを介して、多世代交流や保護者達の情報交換など、地域のさまざまな役割を担っています。また困難な家庭の子どもと行政をつなぐ場所でもあります。

 

このみかづき子ども食堂は、地域の人やさまざまな人の支援から成り立っています。近隣の農家の方が商品にならないけど食べられる野菜を寄付してくださったり、その他にもお米や缶詰、食材以外の物も寄付してくださったりしています。

 また学習支援も行っており、手作りの学習道具も用いて、幅広く対応されています。さまざまな子に個別対応をされていて、子どもたちにとても細かく目を配っていられてるのが伝わってきました。

 

子ども食堂はたくさんの人が集まり、子どもたちが無邪気に遊ぶ場でもあります。近隣、地域の方たちが迷惑に感じないよう、お互いの理解、支援が必要です。

誰もがきもちよく生活するために、子ども食堂は場所が重要となってきます。新たな場所として、市の施設や学校の体育館など、今ある施設を活用していくことも考えられます。

 大島さんの話を通じて、地域のコミュニティが子どもたちを支える重要な役割だと強く感じました。

 

 4限では、成果報告会に向けて本格的に準備を始めました。各班で、どのような構成にするか話し合い、全員で発表の流れを確認しました。   

       

今まで伺ったお話を一つ残さず参考にして、わかりやすく伝えられるように各班でよりよくしていきたいと思います!

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

来週もお楽しみに!

 

文責 TT

 

2021年6月3日木曜日

コミュニティ演習2021 第8回!

みなさん、こんにちは!

今期8回目のブログです。

5月31日に行われた第8回の授業では、始めに澁谷先生が京都市教育委員会 人権教育講座③にて「ヤングケアラー 学校でできる支援」のお話をされた際の映像や「CODA コーダ ぼくたちの親はきこえない」というDVDを観ました。




研究発表会をする際にどのような部分を見せるか、どうしたら相手に伝わりやすいかなどを考えながらDVDを鑑賞しました。やはり、長い間映像を見るだけでは飽きてしまうのではないかと感じ、場面ごとに見せ方を変えたり、映像の切り替えをすれば聞く立場の方々は飽きないのではないかと考えました。

また、4月19日に行われた授業の映像を振り返り、研究発表会で使用したい部分を絞る作業をしました。たくさんの情報があり、どの部分を見せるか非常に悩ましいところではありますが、頑張りたいと思います!


授業後半ではそれぞれの班で話し合い、私たちの班では何をどのような形で伝えるか、何番目に発表をするべきかなどを話し合いました。私たちが得た知識の中で、班それぞれの個性が出るような研究会にしたいです。

次回は、武蔵野市子ども・コミュニティ食堂ネットワークの主任児童委員である大島登志子さんをゲストに迎え、お話を伺います。

来週もお楽しみに!


文責:そらまめ