この講義では、地域に暮らす人びとと実際に触れ合い、地域が抱える具体的な課題について考える作業を通じて、「自分とは異なる何か」に対する履修生の想像力を育むような授業を目指しています。さらに、授業を通じて得られたデータや知見を蓄積したり、新たなデータを取り直したりすることで、長期的に見たとき大きな価値を生み出すような地域資源の創出に貢献することを目的としています。
開講5年目にあたる2019年度は、 「“新しい”バリアフリーマップをつくる」をテーマとして設定しています。2019年度のコミュニティ演習では、学生とともに私たちの社会生活を営む上での多様な「バリア」を探り出していきます。そのため、まちでの社会生活に困難を抱える/感じる多様な当事者に話を聞き、何がバリアなのか、どうすればバリアがバリアでなくなるのかを探り出すとともに、実際に街に出てそのバリアがどこにどのようにあるのか、あるいは解決されているのか、またそのための資源やアイデアとはなんであるのかを考えていきたいと考えています。
ユニバーサル・デザインなど新しい概念もありますが、あえてバリアの解消をめざす運動という観点を意識して、バリアフリーという表現をもちいました。この表現をもちいた意義が現れるかどうか、1学期間学生たちと考えていきたいと思います。
このBLOGでは、今年度も引き続き、学生が講義の記録を書いていきます。
つたない点も多々あるかと思いますが、お見守りいただければ幸いです。
文責:渡邉大輔(担当教員)
このBLOGでは、今年度も引き続き、学生が講義の記録を書いていきます。
つたない点も多々あるかと思いますが、お見守りいただければ幸いです。
文責:渡邉大輔(担当教員)
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