2025年7月17日木曜日

コミュニティ演習2025第14回!

 みなさん、こんにちは!!第14回コミュニティ演習です。これで今年度のコミュニティ演習はおしまいです。長いような短いような…たくさんの経験をさせていただきました。

以下メンバーから一言ずつコメントをのせます。


テンミリオンハウスのフィールドワークを通して、自分にとって「見えていなかった吉祥寺」の新たな一面を知ることができました。普段通っている街に、地域のつながりを支える場があること、それが誰かにとっての居場所になっていることを実感し、ただのおしゃれな街という印象が少しずつ変わっていきました。高齢者の居場所や地域福祉は、自分とは遠い話だと思っていたけれど、実際に現場に足を運び、話を聞いたことでぐっと身近な問題として感じられるようになりました。これからも、身近なまちの中にある小さなつながりや居場所に、目を向けていきたいと思います。

文責:ウサギのパンダちゃんが可愛すぎるぅ


地域住民とのかかわりが希薄化しており、祖父母以外の高齢者の方と触れ合う機会もとても少なくなってしまい、今回の授業を通して高齢者の方やテンミリオンハウスの関係者の方々と関わることができ、とても新鮮な気持ちになりました。この授業を履修していなかったら私の経験値はこんなにも上がっていなかったと思います。これからもこの経験を活かして地域に貢献できる存在になれるよう、日々勉強していかなければなと思いました。

文責:愛猫がかわいすぎる


今まで自分と年齢や境遇が異なる人と交流する機会が少なかったので、訪れた際どんな話をしよう?と悩んでいましたが、そんな心配も忘れてしまうくらい楽しい時間を過ごせたのがテンミリオンハウスでした!意外なつながりに興奮したり、人生の先輩としてのアドバイスに感動したり.. 高齢者の方たちだけでなく、私たちのような大学生も何かを得ることができる場所だからこそ、幅広い世代の人たちが認知し、運営・維持をしていくために工夫を考えていく必要があるとこの授業を通して強く思いました。

文責:暴れん坊症候群


今回のコミュニティ演習では多くのテンミリオンハウスにお邪魔させていただきました。学ぶことだけでなく、人との交流が何より楽しかったことが印象に残っています。

また、パンフレットやパワーポイントの作成は本当に時間に余裕がなく不安でした。しかし、履修生の9人、渋谷先生そして演習を通して関わらせていただいた方々のご協力を経て無事完走することができました。改めてありがとうございました。

文責:おっとりマイペースな亀さん


このフィールドワークを通して、地域にこのような温かい福祉サービスが存在することに驚かされました。テンミリオンハウスの利用者の皆さんはとてもお元気で、楽しくお話をされたりプログラムに参加されたりする姿がとても印象的でした。このような安心できる居場所は、人生において本当に大切だと感じます。私も年を重ねたときには、ぜひテンミリオンハウスのような場所に通ってみたいと思いました。また、異なる世代の方々とお話しする機会は普段は少ないため、とても新鮮で、視野が広がる良い経験となりました。

文責:キャラメルアイス


私自身は高齢者福祉に興味・関心があったわけではなかったのですが、テンミリオンハウスの利用者さん、スタッフの方々と関わることで、自分の視野の外側にあるものに触れることができました。こういう生き方もできるのかと今後の人生観が大きく変化しました。あらためて、関わってくださったテンミリオンハウスのみなさんと、忙しい中時間を割いてくださった社会福祉協議会、高齢者支援課の方々に感謝の念が堪えません。本当にありがとうございました。 

文責:わたあめふわふわ


フィールドワークを通した授業が初めてだったこともあり、新鮮で楽しい時間でした。受講前はテンミリオンハウスのことを全く知りませんでしたが、調べていくうちに良さをたくさん知ることができました。また、利用者さんやスタッフさんとの交流で生の声を聞き、居心地の良さを肌で体感することができました。武蔵野市に住んでいない私にとって、このような施設が地元にもあれば良いなと思いました。全国に広がってほしいです。

文責:ペット不可宅在住


武蔵野市に住む高齢者が街を愛し、楽しく元気に過ごしており、私も賑やかなひと時を過ごしました。テンミリオンハウスでの活動を通して、支えている企業や行政、スタッフなどなど多くの方々の関わりを知ることができ、武蔵野市の取り組みや活動に興味を持ちました。授業で学んだ活動内容を忘れず、将来の仕事や人生の行動に活かしていきたいと思います。

文責:犬と暮らす、犬と生きる


テンミリオンハウスのフィールドワークを通して、地域と関わることの大切さを知りました。楽しそうに自分のやりたいことをテンミリオンハウスでなさっていて、元気に過ごされている様子は私たちの老後の印象を大きく変えました。武蔵野市の取り組みで身近にこのようなあたたかい場所があるのを知り、私も地元の取り組みを調べてみたいと思いました。

文責:飽和脂肪酸と向き合う



これにて、2025年度のコミュニティ演習の授業は終了となります。4月からの3か月間、無事にやりきれたのは関わってくださった方々のおかげです。感謝の言葉で締めくくりたいと思います。各テンミリオンハウスのスタッフのみなさま、社会福祉協議会のみなさま、武蔵野市高齢者支援課のみなさま、デザインを手掛けてくださった近藤ジョージさん、最後に担当してくださった渋谷先生、ありがとうございました!!

文責:わたあめふわふわ

2025年7月9日水曜日

コミュニティ演習2025第13回!

こんにちは。

本日は暑い中多くの方にお越しいただき、本当にありがとうございました。

コミュニティ演習の第13回目の授業が終了し、残り一回となりました。

今日は、常々意識していたテンミリオンハウスをテーマにして、約60分スライド数約70枚を9人で作り、発表を行いました。

スライドの作成はグリーンバックで統一した作りになるよう意識したり、時間などを測り構成を考えたりし、準備をしました。

グリーンをテーマにしたスライドづくり

今日の朝は授業の40分前に集合し、立て看板を設置しました。それは、発表に来てくださる方々が迷うことなく6号館4階に来ていただくためです。連日強い暑さが続くので私たちで台車と看板を運び、誘導経路を楽しみながら組むことができました。

エレベーターの中に設置している様子

いざ発表となると、多くの聴講生に圧倒され、緊張感が出てきたと思います。しかし、昨日の練習を思い出し、スムーズに発表を終えることができ、ひとまずホッとしています。

やはりその中で、約70枚のスライドを集中して見続けてくださった方はどのくらいいるのだろうという疑問が湧きました。正直なところ、個人的に、テーマに興味のある方、ない方関係なく、耳を傾けてもらうためのプレゼンテーションの方法、話し方、色合い、構成などは非常に大切であると改めて感じました。

また、授業の最後に質問用紙を集めそれらを分けて、質疑応答を行いました。この時間は自分たちがアウトプットしてプレゼンテーションを作ったことをさらに、質問によって気付かされ、もう一度考え直しアウトプットができるため、とても有意義な時間だったと感じます。

質疑応答の様子(多くの方に聞いていただきました。)

まだまだ、テンミリオンハウスの周知はされていないような気がしますが、今日がきっかけとなり、より多くの方に知っていただけることを願っています。また、大学生x高齢者を繋ぎ、新たな気づきや価値を得るために、武蔵野市の民間企業やその他団体などと協力し何か、双方にとって良い取り組みを作りたい、また将来につながるような活動を行いたい、と思える瞬間でした。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

文責:犬と暮らす、犬と生きる(Share孫?)




2025年7月7日月曜日

コミュニティ演習2025第12回!

 皆さんこんにちは~!

本日、第12回コミュニティ演習が行われました!!

気づけばこの授業もいよいよ最終章!!発表前日となってきました。
そして私たちが手がけてきたテンミリオンハウスのリーフレットが、ついに完成しました!手元に届いた瞬間、メンバー全員大興奮!!
何度も話し合いを重ねてきたことが、こうしてかたちになったことがとても嬉しくて、ついテンションも上がってしまいました。



そして今回の授業では、発表本番に向けたリハーサルを行いました。
それぞれの班が発表を披露し合い、感想やアドバイスを伝え合うことで、改善点や新たな工夫がたくさん見えてきました。


リーフレットに込めた思い、テンミリオンハウスのあたたかさ、関わる人たちの姿など、私たちが見てきたもの、感じてきたことを、どうやったらよりわかりやすく、魅力的に届けられるのか。言葉の選び方、表情、アイコンタクト、間の取り方などを工夫し精一杯表現できたらいいなと思います。

発表まであと一歩。
でもその一歩を大切にして、明日は“伝える”じゃなく“伝わる”瞬間をつくれるように頑張ります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

次回は、いよいよ本番です。
皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!!

文責:ウサギのパンダちゃんがかわいすぎるぅ

2025年7月1日火曜日

コミュテニィ演習2025第11回!

皆さん、こんにちは!第11回目のブログを担当させていただきます!前回に引き続き、学校内での作業です!今回の授業では、3限は主に発表のスライド作成、また4限は配布資料となるリーフレット作成にむけて手直しと確認を行いました。

3限は、7月8日の授業での発表に向けてのパワポでのスライド作りを始めました。10人で統一されたスライドを作るのは難しく、パソコンの共有を初め、役割分担とベースになるデザインを決め作業に取り掛かりました。来週の授業は少しの調整と発表のリハーサルになるので、各自授業時間外で作業しなければなりません!あと1週間です!発表に向けて、頑張っていきます!


4限では、デザイナーの近藤ジョージさんが前回私たちの提出した文章と写真を繋ぎ合わせ、デザインしてくださったものを披露してくださいました。とても見やすく素敵なデザインにして下さり、感動しました!そこから文章を読み、不要な部分を調整する作業、新たに入れたい情報など細かいところを擦り合わせました。私たちが伝えたい箇所がデザインもあり、読みやすくなっています。完成するのが楽しみです!


文責:飽和脂肪酸と向き合う

2025年6月24日火曜日

コミュニティ演習2025第10回!

 皆さん、こんにちは!!第10回目のブログ、始まります!

コミュニティ演習の授業もいよいよ大詰め、残り4回となりました。今回は前回に引き続きパンフレットの作成をメインに行いました。初めて全員が集合してパンフレット作成について話し合うことができ、有意義な時間になったかと思います。実際の作業としては先週各自で書いてきた文章を班のみんなでブラッシュアップし、まとめました。先生を中心に文章を一つにまとめる作業も行いました。それぞれの文章から良い部分を抽出し、被っている部分を省略し、きれいに接続できるように整えるのですが、どの文章も個性が光り、あれも使いたいこれも使いたいと一苦労の作業でした。


3限の終わりにはデザイナーの近藤ジョージさんがいらっしゃり、本格的にパンフレットの配置決めに移りました。自分が書いた文章がパンフレット内にレイアウトされていく様子は見ていてワクワクしました。大学生ならではの視点を大切に、パンフレットの「オチ」となる部分をどうするか、みんなで頭をひねります。「見た人の視野が広がるような」、「興味が出た人が次の一歩を踏み出せるように」、などなど意見が飛び交いました。パンフレットの完成は来週です。どんなものができるかは見てのお楽しみ!今からとても楽しみです。


文責:わたあめふわふわ

2025年6月19日木曜日

コミュニティ演習2025第9回!

皆さん、こんにちは~!!

9回のブログを担当させていただきます。

さて、コミュニティ演習の授業もいよいよ大詰めを迎えようとしています!

 今回のコミュニティ演習では、3つの班に分かれて行動しました。それぞれの班の活動記録をブログにまとめていこうと思います。

 私たちの班は、授業前半にリーフレットの内容や配置、デザインについて話し合いました。そして、後半にはもう一班が合流し、デザイナーの近藤ジョージさんをお招きし、授業前半までで決めたことについて改めて話し合いました。そして、私たちの案をデザインしていただき、リーフレットのおおまかな内容を形にしました。以下に詳細を書いていきます。

 まず、前半はリーフレットを開いたサイズのA2の紙を用意し、そこに写真やイラスト、テキストを置いていき、完成図をイメージしながら、デザインを話し合いました。どの写真を使うのか、どこにどの説明を載せるのか、その説明はどのくらいの長さなのかなど考えなければいけないことはたくさんあります、、!

 後半は、デザイナーの近藤さんとリーフレットのデザインについて話し合いました。1つご指摘をいただいたのは、「大学生の視点を大切にした方が良い」ということです。このリーフレットを作る意義として、テンミリオンハウスを多くの人に知ってもらうことがありますが、大学生からテンミリオンハウスはどのように見えているのかを発信することは私たちにしかできないことだと思います。オリジナリティのあるリーフレットを作るために、近藤さんに大まかなデザインをつくっていただき、それに載せる内容を各自で考えてくることになりました。

話し合い中

(文責:キャラメルアイス)


続いて、私たちの班は「きんもくせい」というテンミリオンハウスにお邪魔させていただきました。

本日、午後のプログラムは「パステル」と「健康麻雀」でした。そのため、今回はパステル画作成と健康麻雀の様子を見学させて頂いたあとに、スタッフの方やプログラムに参加されていた利用者の方とお話をさせて頂きました。

はじめに、パステル画作成の様子を見学させていただきました。皆さん、色鉛筆やクレヨン、チョークといった様々なものを使って、風景や人物を描かれていました。皆さん、とても集中されており、ときには楽しくお話もされていました。壁には過去の作品も飾られていて、非常に完成度が高く驚きました。

次に、健康麻雀を見学させて頂きました。普段利用されている方々の男女比は、女性の方が多いらしいですが、健康麻雀や囲碁クラブといったプログラムの際は男性の利用者も多く訪れるそうです。参加されているなかには、ボランティアで麻雀の先生をされている方も一緒に参加されていました。皆さん、麻雀はもちろんですが同じくらい他の方とのコミュニケーションも楽しんでいるような印象を受けました。

 最後に、パステル画作成のプログラムに参加されていた利用者の方と一緒にお話をさせて頂きました。その際に、スタッフの方からのご好意でおやつを頂きました。暑い日にぴったりな冷たくて美味しいアイス、とても美味しかったです!ありがとうございました!

実際に質問させていただいた際には、少し緊張気味であった私たちになぜテンミリオンを調べているのか、また普段大学で何を学んでいるのかなど私たち自身にも興味を持ってくださりたくさん話しかけてくださいました。このような温かい雰囲気に包まれながら楽しいひと時を過ごすことができ、本当に時間が過ぎるのがあっという間で「もっとこの場所にいたい」と感じてしまうほどでした。

また最後には、大学生の私たちに向け熱くありがたいエールをたくさん頂きました。今回、お邪魔させていただいたなかで特に印象に残っていることが「ここにくると元気をもらえる」という言葉でした。私自身その言葉を、身をもって実感することができこのような素敵な魅力をより多くの人にしっかり伝えられるよう努めていきたいと思います!

それでは、次は月見路班です!

( 文責:おっとりマイペースな亀さん)


月見路班は授業の最初の10分だけリーフレット作成に顔出しをしてから月見路に訪問させていただきました。

月見路は成蹊大学から徒歩で約10分と近い距離にあります!

私たち月見路班は、第2回目の授業において履修者全員で訪問させていただいたのを含めると2回目の訪問となります。(月見路の概要については第2回目の授業ブログをぜひご覧ください!) 

まず初めにスタッフの方にお話を伺いました。前回の訪問でお聞きすることができなかった質問や、他のテンミリオンハウスを訪問させていただいた上で出てきた疑問についてお話をさせていただきました。新型コロナウイルスが流行する前と後の違いや、テンミリオンハウスへの学生の関わり方、プログラムについての詳細などについて学ぶことができました!

 次に、プログラムの見学をしました。訪問した当日のプログラムは絵手紙でした。利用者の皆さんは描いている時はもくもくと集中していましたが、描き終わると和気あいあいとした雰囲気でした!最後に講師の方からの講評の時間がありました。利用者の方が描いた絵手紙がホワイトボードに貼りだされ、良い点と改善点について共有していました。ただただ描いて終わるのではなく、皆さん向上心を持って描かれているのだなと感じ、私たちも見習って常に向上心を持ち続けなければならないなと刺激を受けました! 

利用者さんが描いた絵手紙

利用者の方やスタッフの方に感謝を伝えた後、再度学校に戻り、リーフレットの作成に加わりました。デザイナーさんに色々とアイディアを出していただきながらリーフレットのデザインについて話し合いました。最終的には大学生である私たちが大学生に向けてテンミリオンハウスについて伝えるため、「大学生独自の視点で見つめたテンミリについてまとめよう」といったテーマになり、私たちにしか作れないリーフレットを目指していきます!発表がどんどん迫ってきており、リーフレット作成や資料作りなどやらなければならないことが多く、猫の手も借りたいぐらいですが、一致団結してよりよいリーフレットを作成できるように頑張りたいと思います!

リーフレットのデザインについて話し合い

ここまで読んでくださりありがとうございました。

今回は3つのチームに分かれたり合流したりと忙しかったですが、次回は全員で再度リーフレット作成に向けた話し合いを行います。デザイナーさん、来週もよろしくお願いします!

次回のブログもお楽しみに!

 (文責:愛猫がかわいすぎる)




2025年6月12日木曜日

コミュニティ演習2025第8回!

皆さんこんにちは~!! 
今回は、第8回コミュニティ演習のブログを書かせていただきます。 
ついに、コミュニティ演習の授業も折り返しに差し掛かってきました! 

さて、今回のコミュニティ演習では授業前半は武蔵野市の社会福祉協議会でテンミリオンハウスについてのお話を伺い、授業の後半では一昨年のリーフレットのデザインをしてくださったデザイナーの方に今年のリーフレットに関してご相談させていただきました。 

まず初めに、武蔵野市の社会福祉協議会についてです。 武蔵野市民社会福祉協議会は、吉祥寺駅の北側に位置していて歩いて3分ほどにあるプレファス吉祥寺フロント7階にあります。社会福祉協議会がある7階のオフィスからは吉祥寺を代表するサンロード商店街を、上から見ることができました!!普段なかなか見ることのできない景色にみんな大はしゃぎでした。いろいろな方面から吉祥寺を一望できるおしゃれなオフィスで今回はお話を伺いました。




冒頭に「社会福祉協議会と聞いて内容が分かる人~?」と尋ねられ、挙手をできた人は恥ずかしながらゼロ、、、その分今回の学びはとても大きなものになりました!!

社会福祉協議会とは、市民と協力して「地域福祉」の推進を担う団体であり、テンミリオンハウスに関しては市から委託を受けて、運営支援や起業支援を行っています。
さらにお話を伺ってみると、テンミリオンハウスをはじめとする地域福祉の現場を支える、大切な“縁の下の力持ち”であることが分かりました。例えば、各施設の運営支援や情報共有、行政との連携、市民ボランティアへのアドバイスなど、その業務は本当に多岐にわたっています。各テンミリオンハウスのスタッフ会議に毎月参加したり、研修会を行ったり、他のテンミリオンハウスとの情報共有を行っているそうです。テンミリオンハウスで相談された課題に対して肩代わりはしないものの、どのようにしたら改善に向かいやすくなるのか、武蔵野市に向けた資料の作成に関して一緒に考えたり、市には直接言いにくいことがあったとしても社会福祉協議会が架け橋になったりと、テンミリオンハウスにとってなくてはならない重要な存在なのだと気づかされました。


社会福祉協議会の方々からお話を伺った後には、全員から質問をさせていただき1つ1つ丁寧にお答えいただきました。実際に現場で向き合っている悩みも率直に教えてくださり、テンミリオンハウスの運営の難しさと、それでも地域にとって必要な存在である理由がよく伝わってきました。個人的には、「何年先もよりどころになる場所は必要になってくるので、これからもテンミリオンハウスがそんな場所であってほしい」という言葉がとても胸に響きました。

ここでちょこっと、とってもかわいい社会福祉協議会のマスコットキャラクターの「あいあい」をご紹介します♪肩を組んで、二人三脚をしている黄色と水色の「あいあい」。社会福祉協議会を1人でも多くの人に知ってもらうために生まれたマスコットキャラクターです!!黄色は“市民”、水色は“まち” を表していて、オフィス内にもいろいろなところにいて見つけるたびに癒されました!とってもかわいいので、ぜひ皆さんも探してみてください♡



後半は、一昨年のリーフレットをデザインされたデザイナーの近藤ジョージさんとの交流でした。ジョージさんはとても気さくな方で、私たち学生のちょっとした質問にも真剣に耳を傾けてくださり、終始和やかな雰囲気でお話ししてくださいました。

まず初めに、「アート」と「デザイン」違いについて一から丁寧に教えていただきました。アートとは見る人にどう見えるかをゆだねる一方で、デザインは「誰に伝えたいのか」、そして「伝えたいものを130%で伝える」のだと教えていただきとても心に響くものがありました。
さらに、実際にジョージさんのこれまでのデザイン事例を見せていただいたり、一昨年度のコミュニティ演習で制作されたリーフレットを振り返りながら、どこにこだわったのか、どうすれば伝えたいことをより強く・明確に届けられるのか、といった具体的なお話を伺いました。色づかいや写真の選び方、文字の配置など、一見何気ないデザインにも深い意図や工夫が込められていることを知り、視点が大きく変わる体験でした。

テンミリオンハウスの活動や思いを、どうしたら地域の人たちに効果的に届けられるか。今回のお話を通して、「130%で伝わる」リーフレットをつくるために、私たち自身がテンミリオンハウスの魅力や意義をしっかり理解し、言語化することの大切さを改めて実感しました。



今回のブログはここまでとさせていただきます。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 

次回の第9回の授業では、ジョージさんを成蹊大学へお招きしリーフレットのより具体的な内容を決めていきます!!次回のブログもお楽しみに♪

文責:ウサギのパンダちゃんがかわいすぎるぅ

2025年6月4日水曜日

コミュニティ演習2025第7回!

 こんにちは! 

先日、第7回コミュニティ演習の授業が行われました。今回は、班ごとに担当のテンミリオンハウスに行き、利用者の方はもちろん、スタッフの方とも交流させていただきました。今回訪ねたテンミリオンハウス「花時計」「くるみの木」「川路さんち」の感想をまとめましたので、ぜひ読んでください! 

まず、テンミリオンハウス「花時計」にお邪魔させていただいた感想を共有させていただきます。「花時計」は2005年にオープンしたテンミリオンハウスです。最寄駅は武蔵境駅と成蹊大学から行くと少し遠いですが、自転車だと20分ほどで行くことが出来ます。

「花時計」は65歳以上の方はもちろん、乳幼児や小学生も受け入れており、小学生向けのプログラムもあります。2階建という建物を活かし、2階にはおもちゃが置いてあったり、おむつ交換や授乳が出来るスペースがあったりします。


おもちゃコーナー


授乳スペース

お邪魔した時間には「和布ソーイング」が行われていました。ミシンを使い、ベストやズボンなどを作成されていました。また、利用者の方にどのくらい通われているのか、「花時計」を知った経緯、どんな人生を送られているのかなど、たくさんお話しさせていただきました。また、「お抹茶をご一緒に頂きましょう」というプログラムも行われており、私たちもその場でたてていただいたお抹茶をいただきました。2歳の男の子とも戯れ合うなど、様々な年代の方と交流することが出来ました。


交流している様子
(文責:ペット不可宅在住)

続いて、「くるみの木」のブログを担当させていただきます!5月12日にも訪問させていただきましたが、今回のフィールドワークでは、実際のプログラムや詳しいお話を聞かせていただきました。

今日6月2日のプログラムは「万葉の会」といって、平家物語の文章を利用者の方に意味を説明するプログラムでした。なんと、90歳以上の博識の講師の方が、関連する歴史や知識含めお話をするため、大人気のプログラムとなっています。月に一回このプログラムのために電車を利用して来る方もいらっしゃいました。まさに日本史や古典の授業のようで、わたしたちにはとても難しい内容で頭が追いつきませんでしたが、利用者さんは一生懸命にお話を追っていて、私たち大学生よりも勤勉な生徒さんでした…(笑)

万葉の会のテキスト

プログラム終了後、利用者の方々とお話する機会をいただきました!
「万葉の会」の方々は成蹊大学の卒業生が多く、私たちにとって貴重なお話をたくさん聞かせてくださいました。昔の成蹊大学の様子や、皆様で校歌を歌うなど、和やかな時間を過ごすことができました。(^▽^)/

また、「学徒出陣の際の学生たちはどのように過ごしていたのか」、そして私たちが「どのような目的を持ってテンミリオンハウスについて調べているのか」など、踏み込んだ議論も行いました。中には予想外の質問もあり、成蹊大学についてもっと深く知る必要があると痛感しました(泣)。

利用者の方々は、若い世代と交流できたことに大変満足されている様子でした。よかったです!利用者さんがご帰宅された後は、職員さんへの質問コーナーとお庭の説明をしていただきました!スタッフ目線からの苦労や費用のお話など、リアルな事情も知ることができました。皆さんとてもにこやかに話してくださいました!

お庭のお手入れは、新しい種を植えたり古いものを取り替えたりしているそうです。また培養も行っていて、このような取り組みをしているからこそきれいなお庭を保てているのだと思いました!

もう 1班残っているのでまだまだ話たりない気もしますがここまでにします!!

野菜を培養中
(文責:飽和脂肪酸は友達)

私は今回川路さんちに訪問させていただきました。
先週お会いした利用者さんが私達を覚えていてくださって、嬉しかったです!
今回のプログラムは編み物でしたが私達もその輪に加わらせてもらいました。一人ずつテーブルに座り、利用者さんにお話を伺ったり、大学やこの授業についてお話したり、前回とはまた違った活動の様子を見ることができました。今回じゃがいももちをおやつにご用意してくださり、紅茶やコーヒーとともにいただきました。上に川路さんちのお庭で取れた山椒の葉が乗っていて、とても美味しかったです!


いくつか編み物の作品をご紹介してくださり、どれも素敵でした(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)
実際に完成した作品を川路さんちに着てきたり、普段使いされたりするそうです。

またお話の中で私達大学生がどのようにテンミリオンハウスに関わっていけばよいかも伺うことができました。テンミリオンハウスで行うイベントに参加し、利用者の方々とお話をすることで役に立てるというスタッフのかたのお話が印象的でした。今後お祭りや普段のプログラムの合間などにボランティアとして関われたらいいなと思います。

帰りにお庭にきれいな紫陽花が咲いているのを見ました。今月末にはあじさい祭りを行うそうです。楽しみですね!

(文責∶暴れん坊症候群)

ここまで読んでくださりありがとうございました。
今回は3つのチームに分かれてのフィールドワークということで、それぞれ違った貴重なお話や体験をすることができました。

次回は社会福祉協議会の方々からお話を聞いた後、コミュニティ演習の集大成であるリーフレット作成のために、デザイナーさんに相談に行く予定です。

次回のブログをお楽しみに!


2025年5月29日木曜日

コミュニティ演習2025第6回!

 みなさん、こんにちは~!

今回はコミュニティ演習第6回のブログを担当させていただきます。

 5月26日の授業では、武蔵野市にある「川路さんち」というテンミリオンハウスを見学しました。川路さんちは、武蔵野市にある8つあるテンミリオンハウスの中で最初にでき、今年で26年目を迎えるそうです。沢山の方の努力があってここまで続けているのだと思いました。


今回行われていたプログラムは体操でした。私たち大学生も参加して、ストレッチや頭を使う脳トレのようなゲームを一緒に楽しみました。ストレッチをすることで、丈夫な体を作り、心身ともに元気になると思いました。また、ボールを使ったゲームは両手と頭を使ったものでとても難しかったです、、、!私は何度かミスしてしまったのですが、利用者さんや他の学生さんは上手に楽しんでいました。


そのあとは、3つのテーブルに分かれて利用者さんとお話ししました。私は時事や音楽、部活動、馬など様々な話で盛り上がりました!私は最近軽音楽部のバンドの発表会があったので、その話をすると「すごいじゃん、歌ってみて」と言われました!結局歌わなかったのですが、次言われたらしっかり歌おうと思います()

お話しした印象としては、とても気さくで楽しく、祖母の家に行ったときのことを思い出しました。違う世代の方との交流は少ないので、勉強させられることが多く、また話したいと思っています!


おやつはミルフィーユとドリンクでした( ´ ` )

利用者さんをお見送りした後、私たちは成果物として作ることにしたパンフレットの構成について話し合いました。発表会は7月8日にあるので、印刷に時間が掛かることを考えると早めに完成させなければなりません。様々なアイデアが出た後、パンフレットに何を書くか、載せる地図、デザインについて各自で作業を進め、後日持ち寄ることになりました。発表会まで時間が限られているので、集中して今できることを一つひとつ進めていきたいと思います。

 今日のブログはここまでです。読んでいただいた方、ありがとうございました( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

次回のブログもぜひお楽しみください。次回は班ごとにテンミリオンハウスに見学に行く予定です。

文責:キャラメルアイス

 


2025年5月20日火曜日

コミュニティ演習2025第5回!

 みなさんこんにちは!

今回コミュニティ演習第5回のブログを担当させていただきます。

519日の授業では、授業前半は武蔵野市役所の高齢支援課の方々にテンミリオンハウスについて貴重なお話を伺い、質問をさせていただきました。授業の後半は教室でコミュニティ演習の集大成としての学内の発表とパンフレットづくりについて意見を出し合いました。

職員の方々のお話は成蹊図書館のプラネットと呼ばれる一面ガラス張りの近未来なドームで聞きました。ほとんどの学生がプラネットを初めて利用したので、ガラス越しの見晴らしに感動していました!



まず武蔵野市にとってテンミリオンハウスがどのような位置づけなのか、できた背景とともにご説明していただきました。介護保険制度ができる少し前から市の福祉施策に関する話し合いが始まっていたそうです。もともと武蔵野市は高齢者の福祉に対して手厚いサービスをしてきたのですが、介護保険の導入によってそれまでのサービスを受けていた人の中でサービスを受けることができない人が出てきたそうです。その方たちがいける場所としてのテンミリオンハウスが作られました。このように支援を継続する姿勢は全国的にみても革新的な自治体であると感じました。お話の中で紹介されていた『武蔵野市100年史』にもテンミリオンハウスの記述があるそうです。皆さんもお時間あるときにぜひ目を通してみてください!(武蔵野市のホームページからアクセスできます。)

このようにテンミリオンハウスは武蔵野市を代表する福祉事業の一つで、25年以上前から今まで様々な協議と調査を重ねて運営してきたそうです。また、地域の共助のために市役所ができる役割は場所と財源の支援だとおっしゃっていて、自分たちの手で地域を良くしようという武蔵野市の方々の意識に合った支援だと思いました。

一方で、25年間で生まれてきた課題についても教えていただきました。物価や人件費の高騰、利用者の固定化、新たな担い手不足を主な課題点として挙げられていました。どれもすぐに解決することが難しいため、私たち学生でもできることがないか考えさせられました。

この後ひとり一つずつ職員の方に質問させていただきました。人手不足の原因や予算に関する質問、男性の利用者さんを増やすための工夫などについてさらに詳しく伺うことができました。



次に授業の後半では教室に移動し、7/8のコミュニティ演習成果発表会の具体的な発表内容とパンフレットの構成についてそれぞれの班で意見を出し合いました。1時間近くある発表の中で、テンミリオンハウスができた経緯と各テンミリオンハウスの魅力をどのように伝えるかたくさんの工夫が出てきました!また、テンミリオンハウスだけでなく、ムーバスや武蔵野プレイスといったほかの武蔵野市の取り組みが身近にあることも伝えたいというアイデアもでました。ちなみに発表会とは別に作成するパンフレットの基本的なデザインは私たちがしていくことになりました。お楽しみに!

さらにまとめとして私たちから見たテンミリオンハウスの課題に対する解決策の提案についても考えました。今回高齢支援課の方々から聞いた現状の問題点を中心に私たち大学生がどのように関われるか、インターネットをうまく活用できないかなど意見がたくさん出ました!今後もいくつかテンミリオンハウスを見学させていただく予定なので、そこで新たに見つけた問題点や改善点も付け加えていきたいです。


今回のブログはここまでとさせていただきます。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 

6回の授業では「川路さんち」というテンミリオンハウスに見学に行ってきます。次回のブログもお楽しみに!

 文責:暴れん坊症候群


2025年5月13日火曜日

コミュニティ演習2025第4回!

 こんにちは!

 ゴールデンウィークが終わり、5月ももう3分の1が過ぎてしまいました。気温も徐々に上がっていき、25℃以上の夏日が続く予報だとニュースで言っています。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 さて、512日にコミュニティ演習第4回目の授業が終了しました。今回の授業は大きく分けて3つのテーマに沿って行われました。今後のフィードワークの計画立て、25年前と今の比較について調べたものを発表、そしてテンミリオンハウス「くるみの木」に見学に行く、でした。それでは細かい内容について書かせていだたきます。

初めに、フィードワークの計画を立てたり、アポ取りの準備をしたりしました。今までお邪魔したテンミリオンハウス「月見路」「そ〜らの家」や今回お世話になった「くるみの木」、今後訪問させていただく「川路さんち」は先生がアポを取っていました。しかし、班ごとに担当のテンミリオンハウスがあるため、今後は自分たちで行きたいところにアポを取ることになりました。訪問したい日時を決めてグループごとに代表者が電話をかけました。最初はかけた人だけでなく、見守っている周りも緊張してしまいました。しかし、電話に出てくださった方は優しく対応してくださり、アポを取ることに成功しました!ですが、まだ連絡できていないテンミリオンハウスもあるので、今後もこの緊張は続きそうです

次に25年前と今の比較を発表しました。なぜ25年前の比較をするかというと、テンミリオンハウス第1号である「川路さんち」は今年で出来てから25年経つからです。出来た時と今では経済的にも社会的にも変わっています。そのため、今テンミリオンハウスで行っていることが、本当に今の社会に合っているのか、ということを考える必要があります。なので、班で9つ調べる内容を決め、事前に各自で調べていました。 

発表の内容としては、人口や物価、公共施設の数などの比較がありました。私が発表の中で興味を持ったことは、サービス付き高齢者住宅の数の推移です。25年前はほとんど無かったのに対し、今は5000ほどあるそうです。高齢者人数が増加しているからこそ、この数はさらに増えるのではないでしょうか。この調査が成果発表の時に役立てたらと思います。 

最後に、武蔵野市にあるテンミリオンハウス「くるみの木」に見学に行きました。テンミリオンハウス「くるみの木」は武蔵野市にある8つのテンミリオンハウスの中で7番目に出来ました。成蹊大学からは徒歩12分ほどという距離にあります。「くるみの木」に行った第一印象はお庭が素敵だと思ったことです。施設の方のお話によると、アドバイザーの方と相談しながらお庭を作っているそうです。道路に面しているところ(ウェルカムガーデン)には畑もあります。大根やカブなどたくさんの種類を育てています。収穫後はランチの食材として提供されるということです。自給自足のランチ、ぜひ食べてみたいです(^^)

今回行われていたプログラムは「パッチワーク」でした。先生と参加している方にお話を聞きました。全て手縫いで作品を完成させるということで、難しいのかなと思いましたが、先生が教えてくれるため、難しいという感覚はないそうです。おしゃべりしながら作業をするということで楽しい時間を過ごせているのは良いなと思いました。壁には初期のメンバーが作成した作品が飾られています。メンバーの名前も入っています。みなさんが仲良く作品作りに取り組んでいることが作品から伝わってくるようでした。

 


今回のブログはここまでとさせていただきます。

盛りだくさんの内容で文章が長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございましたm(_ _)m

次回は武蔵野市の高齢者支援課の方にお話を聞いたり、成果物の構成を考えたりする予定です。

次回のブログもお楽しみに!

 文責:ペット不可宅在住

2025年4月29日火曜日

コミュニティ演習2025第3回!

 みなさんこんにちは!

今回は、コミュニティ演習第3回のブログを書かせていただきます。

さて、4月28日の授業では、武蔵野市にある「そ〜らの家」というテンミリオンハウスを見学させていただきました。そこでは、主に職員の方からの説明や実際に利用されている方たちへの質問コーナー、そして今後の武蔵野市についてのお話を職員の方々とさせていただきました。

「そ~らの家」入口

まず、お邪魔させていただいた際の第一印象としては、利用される方と職員の方の笑顔がとても印象的でした。また、なかに入ったと同時に感じたのは、にぎやかで暖かい雰囲気でした。常に、利用される方々の話し声や笑い声が外まで聞こえてくるような雰囲気で、利用されている方々全員が楽しく過ごすことができ、一人ひとりのよりどころになっているのだなと感じました。そして部屋の中からの様子では、区切りのない開放感のあるリビングルームから色鮮やかな季節のお花を見ることができ、とても自然を感じられました。また、すぐ隣には地域住民も利用できる広場がありました。

部屋の中からの様子

はじめに、職員の方から「そ〜らの家」に関する説明をしていただきました。内容としては、「そ〜らの家」という名前になった由来や建物について、そして今までの歴史などをお聞きしました。他にも、「そ〜らの家」には毎月楽しめるレクリエーションプログラムがありました。例えば、月に2回のボイストレーニングがあったり、秋に発表会を控えているコーラスがあったりと多くの人との交流が楽しめるプログラムがありました。ちなみに、行われているプログラムは全てプロの方がボランティアとして教えてくださるそうです。うらやましいですね!他にも、部屋の壁には実際に利用者の方々が書かれた習字や絵手紙が飾られていました。どれも色鮮やかで繊細に書かれており、つい見入ってしまいました。また、利用される方たちも何より楽しいのは、ここに来ておしゃべりすること、そして、美味しいご飯を食べるときだそうです(^▽^)/

実際に利用者の方々が書いた絵手紙と習字


次に、実際にご利用されていた方々に質問をさせて頂きました。15人ほどの利用者の方々の前に立って、一人ひとつずつ質問をしていくという形式でした。とても緊張しましたが、みなさん初めましての私たちに優しく耳を傾けてくださいました。実際に質問した内容としては、「そ~らの家ではどのようなことをして過ごしているのか」や「一番好きなプログラムは何か」、「他のテンミリオンハウスではなくそ~らの家を利用する理由は何なのか」、また、「そ~らの家を知ったきっかけとは何か」など時間の許す限り多くの質問をさせていただきました。みなさん、私たちの素朴な疑問に真摯に考え答えてくださったり、時には笑いも交えてお話してくださったりと終始、笑顔が絶えない時間でした。また、人生の先輩として生きていくうえで大切にするべきことなど大変貴重なお話をしてくださり、とても勉強になりました!

利用されている方々への質問コーナー

また、質問コーナーが終わるとご用意して頂いていたおやつとともに、働いている職員の方に質問をさせて頂きました。実際に働く上でのやりがいに関してでは、なにより利用される方々が元気でいてくださることだそうです。この答えを聞いて、私が個人的に感じたのは利用される方と職員の方との心の距離が非常に近いなということでした。このように、実際に見学させていただき、目で見て、肌で感じるということが多くあったため、非常に貴重な経験をさせていただきました。

ご馳走になったおやつと月のプログラム表

また、質問の後にはこれからの武蔵野市について職員の方と意見交換を行いました。高齢者の方だけでなく、子どもや子育て世代の大人たち全員が地域とのつながりを持てるような地域作りについて熱く議論しました。実際に、武蔵野市だけでなく自分たちが住んでいる地域の話しなど東京都内だけでもさまざまな地域の交流や取り組みがあることを知ることができました。また、利用している方々、そしてそこで働く職員の方々が「そ〜らの家」を知るきっかけとなるのは広告や宣伝といったものではなく、友達や知り合いといった人と人との繋がりによって今に至るということを知りました。これらから、テンミリオンハウスは人と人とのつながりを大切に、地域とともに生きていくという「地域共生社会」のモデルにぴったりだなと今回の授業を通しより強く感じました。


職員の方からお話を聞いている様子

このようなテンミリオンハウスの魅力を、これからのフィールドワークや実際に足を運び、多くの人と交流をすることで伝えることが出来ればなと思います!

それでは、今回はここまでにさせていただきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

来週はゴールデンウイークに入るので次の授業日は5月12日です。授業内容としては、各自のフィールドワークの計画立て、そして「くるみの木」というテンミリオンハウスを見学させていただく予定です。それでは、次回のブログも楽しみに!

みなさん、良いゴールデンウイークをお過ごしください。

文責:おっとりマイペースな亀さん

2025年4月23日水曜日

コミュニティ演習2025第2回!

 こんにちは

コミュニティ演習第2回目の授業が終了しました。

本日のメインテーマは、テンミリオンハウス「月見路」に実際に足を運ぶことでした。予定の時間までは、コミュニティ演習の授業の成果物について、班ごとに少し考えてみました。アイディア出しの材料として、2017年度と2022年度の成果物を見て意見を出しました。

成果物についてアイディア出し

話し合いでは思っていた以上に、皆が自分の意見表明をしていて、少人数だからできることであると改めて思いました!自分の意見を言いあえる、また相手を尊重できる空間こそ、より良いものを作る最適な環境ですよね!現代の日本人の一部は、相手のことや衝突を避けるために消極的になりがちですからね笑

このように色々成果物について話したのち、「月見路」さんに向かうため、約20分、吉祥寺駅に向かって歩きました。一緒に、月見路さんにお渡しする、2kgのお米も持っていきました。お米の価格高騰で大変!と世の中で言われているので、とても喜ばれました。
近くに標識があります。

人数が多いので、まず着席し、代表の方のお話と次に私たちからインタビューをさせていただきました。
やりがいのこと、組織運営のこと、お食事のこと、活動内容のこと、たくさんお話を聞きました。やはり、実際に足を運び色々な方からお話を聞くことこそ、次の疑問が生まれたり、より人と人とのコミュニケーションの難しさや楽しさを知ったりすると改めて実感しました。この演習で、大学外の方と関わる経験がとても貴重です。

また、お話を聞くだけでなく、実際の活動も見させていただきました。6人ほどの参加者が筍を目の前において絵葉書を作成していました。ちなみに筍は借りているものだそうで、実際にその後食べるわけではないそうです。
絵葉書の材料も用意されています。

個人的に、テンミリオンハウスの存在をこの授業で、初めて知りました。室内でお年寄りの方と若者として関わる経験は初めてで、どのような目線、言葉遣い、話す内容かを考えることに、正直緊張しました。同時に、これから何回か経験を重ねていくうちに、色々なお話を教えてくださり、またこちらも教えられることを信じ、楽しみな気持ちになります。
ちなみに、月見路さんでは、限定14食のお昼ご飯の提供、お菓子の提供もしており、それぞれ700円、100円で、定食、お茶とお菓子を頂けます。メニューは職員の方が2ヶ月前ほどから考え、試作し作っているそうなので、温かみのある、素敵なご飯時間を楽しめますね!
日替わりメニューも素敵な絵と共に記載されています。
わかりやすくホワイトボードに書いてあります。

そんなこんなで、30分という短い時間でしたが、とても充実した時間を過ごし、皆色々な思いや発見を抱いたと思います。
ご挨拶をして、帰りは、行きと反対側の通路から出て学校に戻りました。実は月見路さん、玄関へ向かう道が2つあり、誰でも通ることができるのです!帰り道の方向にはお庭があり、さまざまな美しいお花が植えられていました。



グリーンなガーデン

このテンミリオンハウスのテーマはグリーンだそうです。ハウスの外観はグリーンを基調にし、他の住宅の中でも目立つようにするけれど、馴染むようにも工夫されているというお話も伺いました。武蔵野市の取り組みでもありそうで、建築や外観について考えるのもとても面白そうですね。

教室に戻り、また成果物について話し合いました。加えて、実際に足を運んでみて何を感じたのか、テンミリオンハウスの活動が始まってから今のことを考えるにあたって、2000年から25年の間にどのような変化あったのか、について各班考えました。
成果物について、ある班は、動画作成で知らせよう!と思い、ある班は、ポスターや紙媒体で、知らせよう!と思いました。

今回はこの辺で終わらせます。
次回の授業からも個々の頑張り、班としての頑張りでより良いこの授業にとどまらずその先も何かアクションを起こせる充実した時間にしていきたいですね。

最後まで読んでくださりありがとうございます!

文責:犬と暮らす、犬と生きる