今回は、第8回コミュニティ演習のブログを書かせていただきます。
ついに、コミュニティ演習の授業も折り返しに差し掛かってきました!
さて、今回のコミュニティ演習では授業前半は武蔵野市の社会福祉協議会でテンミリオンハウスについてのお話を伺い、授業の後半では一昨年のリーフレットのデザインをしてくださったデザイナーの方に今年のリーフレットに関してご相談させていただきました。
まず初めに、武蔵野市の社会福祉協議会についてです。
武蔵野市民社会福祉協議会は、吉祥寺駅の北側に位置していて歩いて3分ほどにあるプレファス吉祥寺フロント7階にあります。社会福祉協議会がある7階のオフィスからは吉祥寺を代表するサンロード商店街を、上から見ることができました!!普段なかなか見ることのできない景色にみんな大はしゃぎでした。いろいろな方面から吉祥寺を一望できるおしゃれなオフィスで今回はお話を伺いました。
冒頭に「社会福祉協議会と聞いて内容が分かる人~?」と尋ねられ、挙手をできた人は恥ずかしながらゼロ、、、その分今回の学びはとても大きなものになりました!!
社会福祉協議会とは、市民と協力して「地域福祉」の推進を担う団体であり、テンミリオンハウスに関しては市から委託を受けて、運営支援や起業支援を行っています。
さらにお話を伺ってみると、テンミリオンハウスをはじめとする地域福祉の現場を支える、大切な“縁の下の力持ち”であることが分かりました。例えば、各施設の運営支援や情報共有、行政との連携、市民ボランティアへのアドバイスなど、その業務は本当に多岐にわたっています。各テンミリオンハウスのスタッフ会議に毎月参加したり、研修会を行ったり、他のテンミリオンハウスとの情報共有を行っているそうです。テンミリオンハウスで相談された課題に対して肩代わりはしないものの、どのようにしたら改善に向かいやすくなるのか、武蔵野市に向けた資料の作成に関して一緒に考えたり、市には直接言いにくいことがあったとしても社会福祉協議会が架け橋になったりと、テンミリオンハウスにとってなくてはならない重要な存在なのだと気づかされました。
社会福祉協議会の方々からお話を伺った後には、全員から質問をさせていただき1つ1つ丁寧にお答えいただきました。実際に現場で向き合っている悩みも率直に教えてくださり、テンミリオンハウスの運営の難しさと、それでも地域にとって必要な存在である理由がよく伝わってきました。個人的には、「何年先もよりどころになる場所は必要になってくるので、これからもテンミリオンハウスがそんな場所であってほしい」という言葉がとても胸に響きました。
ここでちょこっと、とってもかわいい社会福祉協議会のマスコットキャラクターの「あいあい」をご紹介します♪肩を組んで、二人三脚をしている黄色と水色の「あいあい」。社会福祉協議会を1人でも多くの人に知ってもらうために生まれたマスコットキャラクターです!!黄色は“市民”、水色は“まち” を表していて、オフィス内にもいろいろなところにいて見つけるたびに癒されました!とってもかわいいので、ぜひ皆さんも探してみてください♡
後半は、一昨年のリーフレットをデザインされたデザイナーの近藤ジョージさんとの交流でした。ジョージさんはとても気さくな方で、私たち学生のちょっとした質問にも真剣に耳を傾けてくださり、終始和やかな雰囲気でお話ししてくださいました。
まず初めに、「アート」と「デザイン」違いについて一から丁寧に教えていただきました。アートとは見る人にどう見えるかをゆだねる一方で、デザインは「誰に伝えたいのか」、そして「伝えたいものを130%で伝える」のだと教えていただきとても心に響くものがありました。
さらに、実際にジョージさんのこれまでのデザイン事例を見せていただいたり、一昨年度のコミュニティ演習で制作されたリーフレットを振り返りながら、どこにこだわったのか、どうすれば伝えたいことをより強く・明確に届けられるのか、といった具体的なお話を伺いました。色づかいや写真の選び方、文字の配置など、一見何気ないデザインにも深い意図や工夫が込められていることを知り、視点が大きく変わる体験でした。
テンミリオンハウスの活動や思いを、どうしたら地域の人たちに効果的に届けられるか。今回のお話を通して、「130%で伝わる」リーフレットをつくるために、私たち自身がテンミリオンハウスの魅力や意義をしっかり理解し、言語化することの大切さを改めて実感しました。
今回のブログはここまでとさせていただきます。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
次回の第9回の授業では、ジョージさんを成蹊大学へお招きしリーフレットのより具体的な内容を決めていきます!!次回のブログもお楽しみに♪
文責:ウサギのパンダちゃんがかわいすぎるぅ
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