みなさんこんにちは!今期4回目の学生ブログです。5月3日に行われた第4回目の授業では、毎日新聞記者の田中裕之さんをお招きして、お話を伺いました。
3限は、毎日新聞の「ヤングケアラー 幼き介護」キャンペーン報道の記事や取材の舞台裏を知ることを通じ、ケアする子どもやその家族の支援に関して情報発信することの戦略や課題、配慮すべき点についてお話をしていただきました。
実際に世の中にヤングケアラーについて情報発信している方にお話を聞くことは、本当に貴重な経験でした。
最近では、様々な情報媒体で「ヤングケアラー 」という言葉を聞くようになり、話題になってきました。しかし、このように世間に広まった背景には、ヤングケアラーについていち早く認知し、その情報を発信し続けた方々があってこそのものだと思いました。
そして、何人かの学生の質問に答えていただきました!
その中から少しだけ紹介させて頂きます!
・インタビューをする際、相手の方のプライベートにどこまで踏み込むことができますか
→真剣に取り組む姿勢を見せること。インタビューのテクニックと言うよりも、真剣な姿勢によって相手も真剣に応えてくださる。
・ネットが普及している現代、様々な情報が流れていますが、情報の取捨選択はどのようにされていますか。
→相手に感情移入して考えたり、深くは考えずシンプルに考えること。自分が何を伝えたいのかを考えながら取捨選択する。
・偏見を持ってしまうこともあると思うのですがどのような工夫をされていますか。
→偏見を持たれないようにあえて書かないことも多くある。
貴重なお話ありがとうございました!
そして、4限の前半はシブ5時、首都圏ネットワーク、ニュース7を見てそれぞれを比較し、ヤングケアラーについてのニュース内容の違いを発表しました。伝え方は勿論、グラフや映像、専門家の話といった様々な内容の違いからモデル研修会に向けて説明するにあたって短時間で簡潔かつわかりやすく伝えるためにはどうしたら良いのか考えることが出来ました!!
また、第2回におこなったパネルディスカッションの内容から、モデル研修会で使いたいと思う箇所を話し合いました。
話し合いでは、当事者にしか語ることの出来ない具体的なお話を使いたいという意見や、説得力のある専門家のお話を使いたいという意見など、様々な意見が出てきました。
その中でひとつ、“見通しのきかなさ”という言葉がキーワードだったように感じます。
「メンタルに不調を感じる親を持つ子どもへの支援」というテーマで研修会をおこなうにあたって、中高生に精神疾患の特徴を正しく知ってもらうことはとても重要なことだと思います。その中でこういったキーワードを使っていけたらいいですね!!
来週もお楽しみに!!
文責 ティジェ
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