2020年12月19日土曜日

コミュニティ演習2020 第12回!

12月18日、コミュニティ演習第12回の授業が行われました。今回は年内最後の授業でした。

授業の前半では成果報告会で担当するパートを決め、3つのパート(「写真の特定」「コミュニティの記憶」「記憶のコミュニティ」)に分かれて話し合いを行いました。

私が所属した「コミュニティの記憶」班では、発表の構成や主に取り上げる幡野さんの話を決めました。

ダイヤ街の歴史→話を聞く前の吉祥寺の印象→幡野さんへの聞き取り調査→調査後の吉祥寺に対する認識の変化の順で話し、幡野さんのお話の中からはローズナードとチェリーナードに関するエピソード、お神輿とお祭り、東急デパートができた際の人々の反応を紹介する予定です。

(提供:吉祥寺今昔写真館委員会。1987年の吉祥寺秋まつりで街を練り歩くダイヤ街のお神輿)

3つのエピソードに絞る中で、班内の「人間味のある吉祥寺を伝えられるものがいいのでは」という意見が印象に残りました。私自身も「おしゃれな街」という印象とは異なる、吉祥寺での人々の営みを共有したいと思っていたためです。聞き取り調査で得られた魅力を反映させた成果報告会ができるよう頑張りたいです。

授業の後半では、理工学部の小川先生や片野さん、HiPITの矢口さんと共に「吉祥寺今昔フォトマップ」のデザインを話し合いました。Instagtamと連携したり、高齢者も利用しやすいパソコン表示を想定したりするなど、授業内で出たアイディアを明確にする時間となりました。

また、今後の「吉祥寺今昔フォトマップ」の運営に関する話題も上りました。今年度のコミュニティ演習が終了しても「吉祥寺今昔フォトマップ」は存在し続けるため、どのように成果物を持続させるかは課題となりそうです。具体的な方針は定まっていないものの、学内プロジェクトなど学生主体で記憶のコミュニティを維持できることが理想です。そのためにも、私たちはサイトの持続性を見据えながら基盤を整えていきたいです。

次回のブログもご期待ください。よいお年を!

文責 R. K.

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