2023年4月26日水曜日

コミュニティ演習2023 第3回!

みなさん、こんにちは!

第3回目のコミュニティ演習では、学校周辺を散策した後、コピス吉祥寺にて株式会社「三浦屋」の外販事業部に勤めていらっしゃる宝沢友紀様、白根寛之様、同社の小売事業部に勤めていらっしゃる古谷一雄様、さらには、コピス吉祥寺の館長の星井良介様、アシスタントマネージャー兼コンテンツ企画室にて勤めていらっしゃる諸岡みどり様、以上5名の方にインタビューさせていただきました!

学校周辺の散策は自分達は一体どういうものをつい買ってしまうのか、それぞれが気になることを見つけ出すフィールドワークでした! 珍しいお店が並ぶ中道通を歩き、美味しそうなものを見つけたり、可愛い雑貨屋さんに立ち寄ったりと、実際に目で見たものを今後に繋げていこう!と、自分達で学びを見つけていく時間でした!

ドーナツを食べたわけではありません

コピス吉祥寺に到着後、まず初めに3階にある‘GREENING広場’に行きました! 飲食イベントや参加型イベントなど、多種多様なイベントが開催される場で、どんな工夫が施されているのか、とても貴重なお話を伺うことができました!! そして、今回はなんと、キッチンカー(キッチンワゴン)の中にまで入らせてもらいました!! 中は思った以上に広く、とてもワクワクした気持ちに、、! 7月のイベントでも何ができるか思いを巡らせました。

GREENKING広場。様々なイベントがおこなわれます

固定のキッチンカー内部。とても広いです


その後、1時間ほどお時間をいただいて、給食などの外販事業と高級スーパー事業を手掛ける「三浦屋」での販売工夫や、強み、今後の課題などをインタビューさせていただきました。

充実した意見交換ができました
質問はいつも緊張します

その中でも特に印象に残った言葉が、「商品の、ストーリー性を大切にしている」という言葉です。私たちは、このコミュニティ演習において、「自己満足」というキーワードを常に念頭において活動を行っています。この「自己満足」というキーワードと「商品のストーリー性」という言葉はどこか繋がる部分があるように感じました。ストーリーを知ってから食べるのと、知らないまま食べるのでは、満足度も変わってくるのではないかと思います。

全店舗、毎月手書きの三浦屋精肉コーナーのチラシ! これは買いたくなります

吉祥寺の商品も! 店員さんの思いが伝わってきます

インタビューを通して、また、実際に色々なお店を覗いてみることで、普段は素通りしてしまうところに実は沢山の重要なポイントが隠れていることに気付くことができました。
私達だから気付ける学び、‘’学生からの視点“、一歩離れた所からただ眺めて終わる学びではなく、実際に自分達も参加し、その場に入ることで自分達にできる可能性を見つけられたような気がします。

第4回目以降も、今回の学びを活かし自分の思ったこと、感じたこと、気づいたことを言語化して発信し続けようと思います!!

次回のブログもお楽しみに!!


担当者:クリームパン

2023年4月23日日曜日

コミュニティ演習2023 第2回!

みなさんこんにちは!


第2回コミュニティ演習では”武蔵野市ヒアリング”を行いました!
市の産業振興課の北村さん、同課農政係の合田さんお越しいただき、現在の武蔵野市の農業事業や、都市農業、これから関わっていくCO+LAB Musashinoの話を伺いました。

農政係の合田さん

産業振興課の北村さん

少し緊張気味の5人でしたが、質問したいこと、気になることを話し合ってヒアリングに臨みました^^

まずは武蔵野市の農業について!
みなさんは武蔵野市に農家の方はどれくらいいるかご存知ですか??

実は181人なんです!とても少ないですよね、、



農家を継ぐ人が年々減って来てしまっている問題は武蔵野市でも例外ではなさそうです、、
農家を継ぐには畑の維持費や、相続税などのコストの問題などもありなかなか難しいらしいです。だからこそ武蔵野市で頑張ってくださっている農家の方々を応援したい気持ちは強くなりました‼︎

市内農家の皆さん

もしかしたら私たちも武蔵野市農家さんの野菜を食べているかも!?

また、武蔵野市では地元野菜を給食に使用したり、直売所で販売したりしています。
みなさんも直売所を見つけたら是非買ってみてくださいね 新鮮なお野菜が買えるはずです^^

その他にも農地と行政の関わりや市民農園について、都市農業のメリットデメリットについて学ぶことができました!これからの私達の活動に大いに役に立ちそうですね!



次にCO+LAB Musashinoについてお話を伺いました。
CO+LAB Musashinoとは、市内の事業者同士の連携を促進して新しい商品や事業を開発するきっかけをつくるためのプラットフォームです。

名前のCOにはCompany(会社・企業)とCo(共同の/共通の/相互/)の意味が、LABにはLaboratory (実験室)のチャレンジやワクワクする気持ちが表現されているらしいです。とてもオシャレですよね!!

市内の農家さんと市内の事業者さんを繋げることで、市の活性化に繋がったり、商品の差別化を図ったりしています。前回のブログでキーワードになっていた「自己満足」をどのように商品の差別化に繋げるかも大きなポイントになるのでは、、?

この事業で生まれた商品は沢山!写真を見ただけでお腹がなりそうでした、、笑 
飯テロですね🥺
 
飯テロの様子

昨年コラボ商品のお披露目イベントを武蔵野中央公園で行った時は大反響‼︎ すぐ売り切れになってしまったお店もあるそうです!

ただメリットもあればデメリットもあるそうで、、
話題作りにはなるが売り上げアップには繋がらなかったり、天候によってや左右されてしまうため少しリスクがあったり、、
売り上げアップに繋がるアイデアを生み出すために私達も協力できたらなと思いました!

その他にも現在の事業の状況や、広報の方法について、学ぶことが多い2時間でした!
貴重なお話ありがとうございました!


このブログを通して皆さんにも都市農業や、、CO+LAB Musashinoや興味を持ってくれたら嬉しいです^^

さて、次回は教室を飛び出してコピスへ!! 三浦屋さんにインタビューを行います。
緊張していますが、みんなで聞きたいこと、知りたいことを話し合ったので準備は万端です!

次回のブログもお楽しみに✌️

(文責:ちょこぱん)


2023年4月11日火曜日

コミュニティ演習2023 第1回!

みなさん、こんにちは!

4月10日より2023年度のコミュニティ演習の授業がスタートしました。今回より学生によるブログ更新も始まります!
春麗らかな成蹊大学


麗らかな春の陽気に包まれた第一回目の授業テーマはこちら!

「私たちが食べ物をを買う時、意識しているのはどういうことだろう?」

このテーマを元に、2023年度生5名でKJ法を用いて話し合いました。晴れていたので外に出てワークをしました♪ まずは付箋を使ってブレインストーミングです。アイスブレイクも兼ねて、沢山話し合いました!
付箋が風に飛ばされそうになるのを食い止めながらブレスト
付箋が風に飛ばされそうになるのを食い止めながらブレスト


そこから出たアイデアを試行錯誤して並べ替えるのがまた大変!
「このアイデア同士が近いかな?」「いや、こことここも繋がりそう!」などと試行錯誤しながら、アイデアをまとめていきます。
教室に移動する際にカテゴリが崩れてしまいました
教室に移動する際にカテゴリが崩れてしまいました


そこから更に、「都市と農業の関わり方にはどんなことがあるだろう?」というテーマも見えてきました。
キーワードの誕生


本日の活動を通してキーワードになりそうだったのは「自己満足」というワードでした。特別感を得たいという自己満足、オススメされているものを経験したいという自己満足、商品の背景にあるストーリーを応援したいという自己満足……最近耳にする機会の多くなった推し活というのはまさに自己満足が購買意欲に繋がる典型的な例です。そんな”推し活”をどのようにCO+LAB MUSASHINOと結びつけることができるか?というのがひとつのテーマとなってきそうです。

終わってからはみんな普段使わない頭を使ってヘトヘトに……エレベーターでの忘れ物も発見しました。
忘れ物にはご注意を


そんな2023年度メンバー、人数は5人と少ないですが、みんなで協力して取り組んでまいります!どうぞ最後までお付き合いよろしくお願いいたします。

ここまで読んでいただきありがとうございました。次回のブログもおたのしみに!


(文責:ねこパン)

2023年4月10日月曜日

2023年度コミュニティ演習 が始まります!

2023年度のコミュニティ演習がいよいよ本日から始まります。

2023年度のテーマは「都市における地産地消~都市農業がうむ新しいつながり」です。
武蔵野市はそこまでおおくないものの2.6%が農地です。都市においての農業は、どれも小さいため、いずれはマンションになるのではないの、と思われているかもしれません。しかし、都市における農業は新しい可能性を持つものでもあります。

2023年度のコミュニティ演習では、「食」を切り口に、都市農業がもつ可能性や問題点、都市において地産地消がもつ意味、そして、都市における農業がうみだす新しいつながりの可能性を考えたいと思います。具体的には、市内の事業者同士の連携を創出・促進して、新しい商品や事業を開発するきっかけをつくるためのプラットフォームである「CO+LAB MUSASHINO」を事例として、その生産者、参加事業者(レストラン、小売り、商品開発事業者等)、市民をつないでの都市における地産地消の可能性について検討していきます。そして、そのPR戦略や現状の問題点、解決策を学生とともに考えていきます。




少人数での演習講義となりますが、市役所や生産者、事業者をはじめ多くの方々に協力をいただきながら進めていきます。このBLOGでは毎回学生の手でその歩みを紹介していきます。どうぞ暖かく思い守りください。



文責:渡邉大輔(担当教員)