2022年4月28日木曜日

コミュニティ演習2022 第2回目!

みなさん、こんにちは!今期初の学生ブログです!

4月18日の授業では、まず最初に、私たちが「吉祥寺の街」「吉祥寺の商店街」についてどんなイメージを持っているかを書き出しました。


多く挙げられたイメージは、「オシャレ」「カフェが多い」「にぎやか」「便利」といったものでした。吉祥寺は「住みたい街ランキング」に名前が挙がるほど有名な街なので、そのような声が多かったのではないでしょうか。

その後は、班ごとに分かれて、実際に吉祥寺の商店街を散策しました!私たち1班は、最初に中道通りを歩きました。まず、この商店街にあるドーナツ屋「はらドーナッツ」のドーナツを購入しました!


中道通りは、飲食店や小物のお店が多く、日用品の買い物というよりは、気軽なお出かけに適した街でした。オシャレな雰囲気で、それぞれのお店に固有の世界観がありました。最初に歩いていたときは人が少なく感じましたが、サンロード方面に行くにつれ、人通りが多くなりました。

次に、私たちはダイヤ街に向かいました。ダイヤ街は中道通りと対照的に、水筒や服飾品など、日用品のお店が多くありました。また、利用している人たちに若い人は少なく、「大人向けの商店街」という印象がありました。


ダイヤ街では、お店の2階部分をカフェにしているところが多くありました。私たちは、ダイヤ街で有名な、元祖メンチカツを販売している「さとう」にて、メンチカツを購入しました。いつも行列ができているのも納得の美味しさでした!


吉祥寺駅に続く吉祥寺サンロードは一番人通りの多い商店街です。比較的チェーン店が多く立ち並び、通行する人の年齢層も他の商店街と比べ幅広いです。ドラッグストアの前にドラッグストアがある等、同じ系統の店が向かい合って建てられているといったところが、デパートやショッピングモールにはない商店街ならではの光景でした。

昭和通りと大正通りは名称が似ていますが、昭和通りはアパレルショップ、大正通りは飲食店が多く、また大正通りの方がバスを含めた車の交通量が多い等の違いがありました。


教室に戻ってきた後は、実際に街を歩いてみて感じたことや発見したことを、行く前と同じように付箋に書き出し発表しました。

すると、全ての班で行った後の方が行く前よりも付箋の数が増えていました!商店街ごとによって雰囲気も通行人の年齢層も違った、という意見が多く上がりました。私たちが普段何度も通っている登下校の道でも、注意深く観察してみるとこれまで気付けなかった新たな発見がありました。実際に歩き、時には食べたりと、自分の体で体験したことによって、より街への理解を深めることが出来ました。

これまでコロナ禍でなかなか学校に行けなかったこともあり、学校周辺のことを知る機会がそれほどありませんでした。ですが、今回のフィールドワークを通して、吉祥寺という街の面白さを再発見することが出来ました!

次回はゲスト講師として、「不二屋」の経営者で「吉祥寺音楽祭」の実行委員長をつとめておられる三次耕平さんをお招きしてお話をお伺いします。

ここまで読んでいただきありがとうございました。次回のブログもお楽しみに!

文責:アメ、ちゃい

2022年4月11日月曜日

コミュニティ演習2022 第1回目!

 ブログをご覧のみなさん、こんにちは。

コミュニティ演習担当教員の金です。

この授業、毎回学生のみなさんがブログを作成することになっていますが、一度見本を見せた方がやりやすそうということで、第1回目に限って教員の私から授業の様子をレポートします。

4月11日(月)の第1回目授業では、まず、授業の概要と今後のスケジュールについて一通り説明をしました。3月末にオンラインで授業ガイダンスを行ったため、学生たちはすでにこの授業の大まかな情報を持っているわけですが、改めて今年のテーマ「ローカルを再発見する―商店街から見えてくる武蔵野市の地域社会」について説明をしました。


 また、授業内容の説明だけでなく、大学の外の街のみなさんにお会いすることも多い授業なので、その際の基本的なマナーや注意点についても共有しました。


続いて、4つの班にわけて自己紹介です。3~4人で一つの班になって、趣味やアルバイト、出身地、春休みの間の出来事、参加しているサークルなどについて自由に話し合いました。前期授業の初日だったので、学生たちは久しぶりに友達に会えて楽しそうに話し込んでいました。



各班で15分ほど自己紹介をした後、今度はあらためて全員で自己紹介をしました。そしてみんなにこの授業をとろうと思った動機を一言ずつ聞いたところ、以下のような回答がありました。

・地方から上京してきて、「住みたい街」のイメージはあったが、実際を知りたい

・去年までオンライン授業が多かったので、実習型の授業を経験してみたかった

・地域・まちづくりに関心がある

・人と交流したり、グループで何か作り上げたりするのが好き

・通学でよく通っている吉祥寺の商店街のことを知りたかったので

・成蹊を選んだ理由の一つに吉祥寺があったので、街のことを知りたい

・吉祥寺の街の雰囲気が好きなので、もっと詳しくなりたい

・自分で街を歩く時はついついチェーン店ばかり選んでしまうので、新しい視点をもって街を歩きたい

・家が近いわりに吉祥寺のことを何も知らないので、これはまずいと思った

・商店街の方など、大学の外の人や働いている人に話を聞けるのが魅力的だと思った

・なんとなく「商店街っていいな」と思うことが多くて、興味を持った


授業の後半では、この先に向けて基礎知識をつけておくために、「商店街と地域社会」というテーマで30分程度のミニ講義をしました。商店街の定義や種類、歴史、統計から見えてくる現状、社会学の研究対象として商店街をとりあげる意味などについて解説しました。写真は、参考文献を紹介しているところです。


今回、初めて受講生のみんなと顔を合わせたわけですが、街のことを知りたい、そして(オンライン授業の日々が長かったので)もっと人と関わりたいという強い気持ちを感じました。感染症対策をとりつつ、様々な立場の方に話を伺ったり、いろんな場所を見て回ったり、たくさん議論したりなど、充実した日々を送りたいと思っています。

以上、第1回の授業内容を簡単に紹介しました。次回からは、学生たちが自らコミュニティ演習の活動をレポートしていきます。引き続きよろしくお願いいたします!

作成者:金








2022年4月5日火曜日

2022年度コミュニティ演習が始まります!

 4月11日(月)より、2022年度コミュニティ演習が始まります。今年度のテーマは、「ローカルを再発見する―商店街から見えてくる武蔵野市の地域社会」。

 授業では、JR吉祥寺駅と大学の間に存在する複数の商店街を舞台に、現地調査や関係者へのインタビューを行いながら、新入生&在学生に向けて吉祥寺の商店街を紹介するリーフレット作りに取り組みます。約半年間の作業を通じて、コロナ禍によって希薄になっていた成蹊大生と地域社会の間のつながりを取り戻し、また、社会学の主要な研究対象の一つである「地域」「ローカル」をめぐる社会状況や近年の課題を理解することをめざします。

 今年もよろしくお願いします!