2020年9月22日火曜日

2020年度コミュニティ演習、はじまります!

 9月18日(金)から2020年度のコミュニティ演習がはじまります。今回のテーマは「『コミュニティの記憶』から『記憶のコミュニティ』へ」。2016年度のコミュニティ演習(テーマは「街についての記憶を記録に」)では、吉祥寺今昔写真館委員会の協力の下に、吉祥寺を撮り続けたアマチュアカメラマンである石川正一さんが残した2冊のアルバムに収められた写真の撮影時期と場所を突き止める作業を通じ、1970年代半ばから1980年代半ばにかけて進んだ吉祥寺駅周辺再開発の歴史を振り返りました(その成果については、最終成果報告会の発表資料と、報告会当日会場に展示した写真パネルをご覧ください)。

今回の授業ではこれらの成果を引き継ぎながら、吉祥寺を撮影した写真をめぐるさまざまな人びとの思い出を収集・共有する仕組みを考えます。年齢も居住地も異なる人たちが、吉祥寺という街をめぐる記憶(=コミュニティの記憶」)を媒介としてつながるネットワーク(=「記憶のコミュニティ」)を作り出していくための方法を模索していきます。

新型コロナウイルス感染症の影響で、授業を完全リモートで進めるのも今回の特徴です。その様子を随時このブログでご報告していきますのでお楽しみに!

今回の授業で扱う予定の昔の吉祥寺ダイヤ街の写真(提供:吉祥寺今昔写真館委員会)

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