2019年6月16日日曜日

☆第9回授業☆ すくすく泉、むーふぁみ訪問

第9回のコミュニティ演習では大学を出て、すくすく泉、むーふぁみに行きました!

すくすく泉は武蔵野市にある地域小育て・保育・ひろば・一時預かり・を行っている子育て支援施設の一つです。

すくすく泉:公式ホームページ

すくすく泉の外観

この施設はもともとこの地にあった私立幼稚園の廃園に際し、子供と地域の憩いの場にしたいという地域関係者によって設立されました。運営もNPO法人いずみの会が行っており、地域の人によって成り立っています。つまり「地域のための、地域の人による、地域のきずな作りの場」を目指しています。

その活動の一つに地域子育て応援マークがあります。
すくすく泉:地域子育て応援マークについて



応援マークについて施設長さんからの説明

このマークは、子共その保護者を見守っていよ、泣いても気にしないよという意思表示のマークです。子づれのお母さんは子供が泣くと「見られている」と感じてしまいます。しかし「気にしていない」人も多くいます。そんなお母さんに少しでも安心してもらえるようにこのマークが作られました。
このマークのチャームはすくすく泉にあるので賛同する方は是非つけてみてください!

地域子育て応援マークのチャーム

チャームについている説明

むーふぁみとは武蔵野市の子連れにやさしい、お店や遊び場、イベントなどを紹介するブログを中心とした活動のことです。もともとは子育てボランティア養成を受けた市民の方が子育てマップの作製を行ったことから始まりました。

むーふぁみマップ

むーふぁみ誕生秘話を聞く様子
昔のむーふぁみマップは、アナログなマップでした

子づれのお母さんやお父さんからの視線で、どんなお店がすごしやすいのか、またどんなサービスがあるとまた行きたいと思えるのか。子育ての先達からのアドバイスが盛りだくさんです。
そんな貴重な視点に気づかされるお話でした。

今回は主に「子育て」の視点から様々なバリアに改めて気づかされ、そのコミュニティがバリアにどう取り組んでいるのかが学べました。

今後もバリアフリーマップの作成を続け、世の中にある「バリア」について学んでいきます。






2019年6月9日日曜日

☆第8回授業☆バリアフリーマップ制作本格始動!

第8回のコミュニティ演習では、ついに本格的に各班でのマップ作りを開始しました!

「高齢者」「車椅子使用者」「子供」「外国人」の4つの対象を各班に振り分け、各ニーズに合わせたバリアフリールートガイド(仮)を作ることに決まりました。


班ごとに地図を見ながらアイデアを練ります

付箋はメモの定番!
付箋はメモの定番!

班で意見を出し、それに対し周りが提案してくれた、自分たちが考慮できていなかった様々な意見をたくさん得ることが出来たことも勉強になりました。

持ち回りで各班のアイデアを板書

改めて4つの班ごとの意見を比べてみると、同じエリアのマップでも、意識する点や工夫するポイントが各班で全く違って、完成後に比較するのがますます楽しみです!
アイデア埋まったホワイトボード

今までの、そしてこれからの調査の経験を活かし、そのマップに適した情報を的確に取り入れることができるよう、これからも頑張ります!

来週はすくすく泉にて、当事者の方へのヒヤリングをします! 気合いを入れて頑張りましょう!


元軽音部ボーカル

2019年6月5日水曜日

☆第7回授業☆ 外国人の市民の方々のバリア体験

第7回コミュニティ演習の授業では、MIA(公益財団法人武蔵野市国際協会)から職員の方と武蔵野市内で暮らす在日外国人の方にヒアリングを行いました!


まずはアイスブレイクとして「ことばのバリア体験」を行いました。

これはそれぞれ方の母語のみで自己紹介してもらうという体験です。この日はネパール語、タミル語、スペイン語の3つの言語での体験でした!

初めて触れる言語はとても難しく、不安な気持ちを抱く在日外国人の方の気持ちを実際に体験することができたと思います。




そのあとはMIAでの取り組みについて話を伺い、在日外国人の方に実際に日本で暮らしていて困ったことや悩みについてお聞きしました。国的な文化の違いなど普段日本で暮らしていると気が付かないような体験を聞くことができました。個人的には、家に招く際の価値観の違いが印象的でした。どの方も10年以上日本で暮らしており、とても流暢な日本語でお話してくださいました!

それぞれのお話を聞いたあとは2つのグループに分かれ、実際にコミュニケーションを取りながらヒアリングを行いました。




普段の生活のことや好きなテレビ番組などいろいろなことを話しながら、楽しくヒアリングを行うことができました。普段なかなか聞くことができない貴重なお話を聞けたので、これからのバリアフリーマップ制作に生かしていきたいと思います!